
- カテゴリーは何個作ればいいの?
- カテゴリーはどう決めればいいの?
- カテゴリーとタグって違うの?
今回はこんな悩みを解決する記事です。
- ブログのカテゴリーの数
- ブログのカテゴリーとタグの違い
- カテゴリーの階層について
- カテゴリーの設定方法
この記事を書いている私は、ブログ歴4年ほど。
ブログも3つ運営しておりカテゴリーの設定は3度経験している感じです。
結論、「カテゴリーは3つ作れ。かつ、あなたの得意分野を選べ。」です。
本記事ではこの点を深堀りします。
ブログのカテゴリーの数
雑記ブログであれ、特化ブログであれ、ブログにカテゴリーは不可欠です。
100記事以上書いている方ならカテゴリー数が多少多くても問題ありませんが、始めたての方は「カテゴリーは3つ」から始めることをおすすめします。
結論「カテゴリー数は3つ」でOK
結論は「カテゴリー数は3つ」でOKです。
ブログを始めたての方はいろんなことを書きたいからと複数のカテゴリーを設定しがち。
結果、数記事しかないカテゴリーがあらわれ、SEOの評価が下がってしまいます。
その他にも複数カテゴリーによるデメリットがあるので紹介しますね。
カテゴリーが多すぎるデメリット
ブログのカテゴリーが多すぎると下のようなデメリットがあります。
- 読者が読みたい記事を探しにくくなる
- 選択すべきカテゴリーを迷いやすくなる
- 記事数の少ないカテゴリーの評価が下がる
カテゴリーを設定する最大の目的は、読者を読みたい記事へと導く道筋をつくることです。
わかりやすい道筋であれば読者の満足度は高まりますが、複雑だと読者の満足度は下がり、Googleの評価も下がってしまいます。
カテゴリー3つのメリット
逆にカテゴリーを3つに絞ることで下のようなメリットを生み出すことができます。
- 運営者としてブログ管理や容易くなる
- ブログのテーマ(方向性)が定まりやすい
- 読者が見やすくなりユーザーが回遊しやすくなる
- カテゴリー内での内部リンクが繋ぎやすくなる
- 結果、SEOの評価が高まる
要するに「読者が見やすくなる」と「SEOの評価が高まる」すると「さらに読者が集まる」といった好循環の仕組みが構築化されます。
カテゴリーこそブログの骨格となるので正しく設定することでブログの成長が大きく変わります。
おすすめのカテゴリーの決め方
「ブログのカテゴリーを決める」ということは、「ブログのテーマ(方向性)」を決めることを意味します。
ブログで収益を上げたいからといって、好きでもないことを選んでしまうと記事を書くことが苦痛になり継続ができません。
ブログとは本来自分の好きなことを多くの人に届けることだと考えています。
永遠に話すことができるテーマが3つもないという方は下の方法で決めるといいでしょう。
- あなたの好きなことを3つ書きだす。
- あなたが3年以上続けていることを3つ書きだす。
- あなたの特技・ノウハウ(仕事可)を3つ書きだす。
上記の感じ。
わたしの運営しているブログの一つを例にあげると、本職の会計の仕事を活かして【1.簿記の知識】【2.節税対策】【3.確定申告】と、3つのカテゴリーで運営しています。
このブログであれば、【ブログ運営】【SNS運用】【節税対策】の3つです。
カテゴリーとタグを使い分ける
カテゴリーとタグの違いは役割が異なります。
- 違い①:SEOへの影響
- 違い②:検索ユーザーの使い道
- 違い③:ワードの範囲
これらを、順番に解説します。
違い①:SEOへの影響
カテゴリーはSEOに影響を与えます。逆にタグはSEOに影響を与えないようにします。
では、なぜタグは「noindex」とするべきなのか。理由はこちら。
ユーザー目線で考えよう
SEOを高めるには検索ユーザーに魅力的なページを提供することが重要です。
全てのタグが検索ユーザーにとって価値があるものであれば問題ありませんが、すべてのタグを「index」すると検索ユーザーにとって不要なページが大量に生成されることとなります。
役立たないページが多いブログは、SEOの評価を下げてしまうので雑多なタグは「noindex」とすべきなんです。
noindexについてもっと詳しく知りたい方はnonidexタグとは?仕組みから設定すべき箇所まで一から解説!を読んでみてください。かなり詳しく書きました!
違い②:検索ユーザーの使い道
検索ユーザーは、カテゴリーであなたのブログの記事の大まかなイメージを把握し、タグは詳細な記事を探すために利用します。
基本的には100記事以上かけた段階でタグを導入するか考えるくらいのイメージで大丈夫です。
違い③:ワードの範囲
カテゴリのイメージは広い範囲、タグのイメージは狭い範囲のワードの理解でも問題ありません。
大型家電店舗をイメージしてもらうとわかりやすいかと
カテゴリー | タグ |
---|---|
生活家電 | テレビ・洗濯機・冷蔵庫・掃除機 |
理美容・健康 | ドライヤー・シェーバー・血圧計 |
パソコン関連 | デスクトップ・ノートパソコン・モニター・キーボード・マウス・ |
おもちゃ・ゲーム | Switch・プレステ・DS・レゴ・プラモデル・ |
タグはピンポイントで設定する感じですね。
カテゴリーの階層
結論、「カテゴリーの階層は深くしすぎない」です。
とはいえ、ブログ初心者の方は下のような疑問をお持ちの方もいるかと思います。
- 疑問①:階層はいつから作るべきか?
- 疑問②:階層はどのように使うのか?
ここについて、解説していきます。
階層はいつから作るべきか
階層はブログ記事が100記事超えたころ、若しくは、1つのカテゴリーが30記事以上になったころに導入を検討しましょう。
分けることでSEOの評価を下げるデメリットのみです。
カテゴリーのSEO評価を高めるため各カテゴリーの記事数が30記事を超えるまでは、子カテゴリーを作ることはやめておきましょう。
各カテゴリーのSEOを高めて、ブログ全体のSEOを高めていきましょう。
階層のおすすめの使い方
階層のおすすめの使い方は3つです。
- 親カテゴリーの記事数が増えた場合に子カテゴリー2つをつくる。
- 親カテゴリーの記事数が増えた場合に親カテゴリを2つに分ける。
- 親カテゴリーの記事の需要が下がった場合に他の親カテゴリーの下に配置する。
基本的にこのパターンで階層を増やしたり減らしたりしましょう。
よほどのペースで記事を書かないといじることは少ないでしょうが一応参考までにまとめてみました。
ブログのカテゴリー設定手順
ブログでのカテゴリーの設定方法を画像を交えながら重要なポイントを説明していきます。
1.カテゴリー設定を行う画面のアクセス方法
WordPressのダッシュボード画面の左メニューの「投稿」にカーソルを合わせて表示される「カテゴリー」をクリックでカテゴリ設定の画面へアクセスできます。
2.必要事項を入力
ここで入力すべき項目は「名前」「スラッグ」「説明」の3つです。
▼
記入すべき内容 | |
---|---|
名前 | カテゴリーの名前を入力します。検索ユーザーが一目でわかる名前にしておきましょう。 |
スラッグ | URLに表示されます。必ず英数字で上記のカテゴリー名の英単語を入力しましょう。 |
親カテゴリー | 作成するカテゴリーが子カテゴリーの場合のみ、親カテゴリーを選択しましょう。 |
説明 | カテゴリーの説明部分です。書かなくても良いですが、Googleなどの検索エンジンにどのようなカテゴリーかを知らせるため簡単に説明文を書いておきましょう。 |
並び順 | WordPressのテーマによってついていないことが多いです。 |
カテゴリーの設定方法は以上です。
ブログカテゴリーのQ&A
ブログカテゴリーのまとめ
というわけで、今回は以上にします。
最後に今回の記事で一番伝えておきたいことをまとめておきます。
- ブログ立上げ時のカテゴリーの数は3つ
- 全体で100記事、各カテゴリーで30記事書けるまではカテゴリーを増やさない
- タグは100記事超えるまでは利用する必要なし
- カテゴリーは後から変更するとSEOの評価が下がる可能性あり
ブログの「カテゴリー」=ブログの「テーマ」に直結します。
最初適当に決めずじっくりと考えて決めるようにしてくださいね。