2位:『あるかしら書店』(ヨシタケシンスケ:作・絵/ポプラ社)
うちの息子が大好きなヨシタケさんの作品です。ちなみに今回のランキングに4冊も入っていたのでヨシタケさんの人気っぷりが半端ないですね。
ヨシタケさんの作品の中では一番ボリュームのある作品ですが、全作品とおなじように可愛らしい絵が多いので読みやすい絵本です。

その町のはずれの一角に、「あるかしら書店」があります。このお店は「本にまつわる本」の専門店。店のおじさんに「○○についての本ってあるかしら?」ってきくと、たいてい「ありますよ!」と言って奥から出してきてくれます。今日もあるかしら書店には、いろんな理由で本を探しにお客さんがやってきます。
この本屋さんでは、「あったらいいな」という本や夢いっぱいのグッズが、次から次へと飛び出します。月明かりの下でしか読めない「月光本」、読書に付き合ってくれる「読書サポートロボ」、ふたつの本を合わせて初めて読むことができる「2人で読む本」などなど、読んだらきっと「本ってやっぱりいいよねぇ」と言いたくなってしまうエピソードが満載。大人気の絵本作家ヨシタケシンスケさんの豊かな発想力がめいっぱい詰まった、ますます本が好きになってしまう一冊です。
本好きな子供にしたいなら是非読んでほしい作品の一冊です。
ちなみに今回のランキングに入っていないヨシタケさんの作品も超オススメですので是非手にしてみてください。
ヨシタケさんの作品に始めて出会ったのがこの本でした。うちの息子を寝かすのに何回読んだことかわかりません。
ひとつのりんごをめぐって、次から次へと繰り広げられる、不思議でユニークな世界。
見方を変えれば、りんごひとつで無限に遊べる。発想力で楽しく豊かに過ごす方法がぎっしりつまった絵本です。
一番しんどいのは、「あんご・いんご・うんご〜をんご・んんご」と50音全て読むページw
このページで親が寝るか子供が寝るかのどちらかになると思います。
4位:『おもしろい! 進化のふしぎ 続ざんねんないきもの事典』(今泉忠明:監修/高橋書店)
第1位のざんねんないきもの辞典の続編です。前作品が発行1年で35万部の売れ行きで続編が出たみたい。
【本書の構成】——————
第1章 ざんねんな進化のお話
第2章 ざんねんなこだわり
第3章 ざんねんな体
第4章 ざんねんな生き方
第5章 ざんねんな能力
5位:『おしりたんてい かいとう VS たんてい』(トロル:作・絵/ポプラ社)
本は読んでないけどテレビでは何回か子供と見させていただいています。
この作品はおしりたんていの第4作目で一番人気のようです。
おしりたんていのもとに依頼にやってきたのはオオヤギ家の執事ヤギスチャン。大泥棒かいとうUからの予告状が届いたというのだ。おしりたんていは最強のライバルかいとうUからオオヤギ家に代々伝わるお宝「ほしぞらのかがやき」を守れるのか!?
おしりたんていがキレキレの推理でかいとうUに立ち向かいます。
迷路あり、絵さがしありの2話収録。同時収録は「ブラウンのものがたり」。オールカラー88ページ。小学校低学年向け。
うちの息子は学校の図書館で全作品読んでいるみたいでとても面白かったようです。
ランキング外の作品として他にも多数出ているのでランキング分を読み終わったら読んでみてください。
おしりたんていのもとに届いたのは、差出人不明の封筒。中には暗号で書かれた手紙と地図が入っていた。おしりたんていと助手のブラウンはまだ見ぬ依頼人を助けるため、地図に記されていたジャングルの奥深くへと向かう。仕掛けだらけの遺跡の中に足を踏み入れたふたりを待ち受けていたもの、そして依頼人の正体とは……。見た目も、推理もエクセレントなおしりたんていが今回もキレキレの推理で大活躍! 絵さがしあり、クイズあり、迷路あり、の2話収録。同時収録は「あやしい ほうもんしゃ」
子供が興味をもちそうな要素をふんだんに取り入れた作品ですね。
7位:『このあとどうしちゃおう』(ヨシタケシンスケ:作・絵/ブロンズ新社)
こちらもヨシタケさんの作品です。少しシュールな絵本ですが是非子供のうちに読んでおきたい作品です。
テーマに挑む。おじいちゃんは、しぬのがこわかったのかな?たのしみだったのかな?しんだおじいちゃんのノートをひらいてみると・・・。しんだらどうなる?どうしたい?しんだあとのこと、生きてる間に考えてみよう。
わたしの祖父(息子から見るとひいじいちゃん)が最近亡くなったので息子も真剣にこの絵本を読んでいました。
死をテーマにした絵本はあまりないので一度は是非読み聞かせて、感想を親子でお互いに言い合ってほしいです。
8位:『ぼくらの七日間戦争』(宗田理:作、はしもとしん:絵/KADOKAWA)
30代・40代の親世代も懐かしい作品がランクインしてました。
映画では宮沢りえが主演してたのがとても懐かしく思い出されます。
明日から夏休みという暑いある日のこと。東京下町にある中学校の1年2組の男子生徒が全員、姿を消した。彼らは河川敷にある工場跡に立てこもり、そこを解放区として、体面ばかりを気にする教師や親、大人たちへの“叛乱”を起こした!女子生徒たちとの奇想天外な大作戦に、本物の誘拐事件がからまって、大人たちは大混乱に陥るが―。何世代にもわたって読み継がれてきた、不朽のエンターテインメントシリーズ最高傑作。
20代の親御さんで読んだことのない方は是非子供と一緒に読んでほしいですね。
9位:『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』(廣嶋玲子:作、jyajya:絵/偕成社)
こちらも完全に初耳の作品でした。世の中沢山の本がやっぱりあるんですね。
知らない本を知った時の喜びは何にも変えられない喜びを感じてしまいます。
うちの息子も読んだことがないようなので、早速Amazonで注文してしまいました。読み終わり次第また紹介させていただきます。
駄菓子屋があった。路地の壁にはりつくような形の店で、まるで商店街から身をかくしているようだ。だが、店先には、色とりどりの菓子がならんでいるのが見える。真由美は首をかしげた。あんなところに、駄菓子屋さんなんてあったっけ?この道は、もう何百回と通っているけど、あんな店、見たことない…。その駄菓子屋は幸せと不幸のわかれ道。小学校中学年から。
10位:『りゆうがあります』(ヨシタケシンスケ:作・絵/PHP研究所)
またまた最後にヨシタケさんの作品ですね。ほんと沢山の作品がランクインしていますね。

相変わらず可愛らしい絵がたくさん。こどもの気持ちを汲み取っているのでこどもに人気があるんでしょうね。
ハナをほじったり、びんぼうゆすりをしたり、ごはんをボロボロこぼしたり、ストローをかじったり…。こどもたちが、ついやってしまうクセ。それには、ちゃんとした「りゆう」があるんです。4~5歳から。
まとめ
今回はポプラ社が実施した12万人の小学生が選んだ「こどもの本」10冊を紹介させていただきました。
大半の本をうちの息子は読んでいたみたいですが全部面白かったとのことです。
もし、子供に何を読ませたらいいのか?迷ったら間違いない作品ばかりですので参考にしていただければと思います。