
今回はこんな疑問に答えていきたいと思います。
[jin-fusen1-even text=”本記事のテーマ”]- 中国出張で絶対に持っていくべき必需品
- 中国出張で持っていくと便利なモノ
- 中国出張に持っていっても使わなかったモノ
この記事を書いているわたしは、中国出張歴10年ほど。
延べにして約60回くらい出張で中国に赴いているので記事の信頼性は安心してください。
中国出張となると慣れている方には当たり前のことでも、「初めての方は不安で一杯」なんて方も多いかと思います。
私もはじめて中国出張に行ったときは、中国語なんて一切しゃべれないし、何を準備したらいいのか…まったくわかりませんでした。今みたいにネットで調べられる時代でもなかったのですごい量の荷物を持って行った記憶があります。
今では必要最低限の荷物だけで中国出張に行けるようになっているので、国内の出張とたいして変わらない荷物の量になっていますが
とは言っても、初めての方は現地で必要なものを購入する術(スベ)もないので、ある程度のモノは国内で事前に準備しておくのをおすすめします。
絶対に持って行くべき必需品をメインに準備をはじめていってください。
絶対に持っていくべき必需品
わたしが中国出張に行く際に必ず持参しているのがここで紹介しているリスト。
絶対に必要かつ利用頻度の高いものばかりをおさえてみました。
パスポート
中国出張において一番忘れちゃいけないのがパスポートですよね。
有効期限がちゃんと残っているのかどうかも事前に確認しておいてくださいね。何があるのかわからないのが中国ですので、出張期間が延期になっても大丈夫なようにしておきましょう。
パスポートで注意しておきたい点も紹介しておきます。
- 紛失した際にスムーズな再発行手続きができるように顔写真や番号等が写っているページをスマホやデジカメに保存しておく。
- パスポートや航空券を無くさないようにパスポートケースに入れておく。スキミング防止機能付きのものならなおベターです。
スキミング対策は中国出張の際は、特に注意してもらいたいので持ってないなら買うことをおすすめします。
航空券
eチケットの控えは準備しておきましょう。
パスポートに挟んでおくと滞在中に無くす心配もありません。
紙に印刷して所持する他にパスポート同様にスマホやデジカメで撮影して保存しておくと出し入れする際に紛失する心配もないので安心です。
現金
お金はもちろん準備しておきましょう。
現金さえあればなんとかなります。無いとどうしようもないのが中国。
主要都市(北京・上海)ではクレジットカードも使えるようになってますが、少し内陸に移動すると日本で発行しているクレジットカードが使えるお店はほとんどありません。
また、中国のホテルではチェックイン時に保証金を払わされることも多く、宿泊代金より多い場合もありますのでお金は余裕目に持っていくことをおすすめします。
保証金は基本的にクレジットカードでの支払いはできないので現金のみの支払いになります。
中国出張で一日に必要なお金の金額も気になりますよね。
わたしの中国出張は基本的に接待を受ける側になるので、晩ご飯代は一切かかりません。朝・昼のご飯で1日に使う金額は日本円で2,000円くらい。
両替は日本の空港よりも中国の方がレートの条件は良いですが、
言葉が心配な方は手数料が少し高いですが日本で事前に両替しておきましょう。
クレジットカード
中国でもクレジットカードの発行枚数は年々増加していますが、利用できる店舗はまだまだ少ないです。
都心部の百貨店などであれば使えるお店も増えていますが、地方にいくとほとんど利用することはできません。
中国の方の大半が利用しているのが「支付宝(アリペイ)」や「微信支付(WeChatPay)」の2大電子マネーになります。そのためクレジットカードの普及が進んでいないのが実情。
それでも何かあった時のために1枚は財布の中にいれておくことをお勧めします。
JCBカードはほぼ利用できないので、VISAカードかMasterCardのどちらかを用意しておきましょう。
海外旅行保険のついているクレジットカードで年会費無料のものを探すなら下の記事を参考にしてみてください。
海外用モバイルwifi
こちらも必需品です。
こんな場面で常にスマホでネットを利用することになるので必ず用意しておきましょう。
- 地図を見るときに利用する
- 翻訳機能を利用する
- 調べ物をする
- 日本国内に連絡をする
- SNSに写真をアップする
昔ではほとんど利用することはありませんでしが、最近は海外用モバイルwifiがないと仕事になりません。
日本のスマホを国際ローミングで利用することもできますが、帰国後に携帯会社からびっくりするほどの請求がくるので利用するのはやめておきましょう。
中国出張になれれば現地のSIMカードを契約することもできますが、慣れないうちは国内で海外用モバイルwifiを空港で借りる方が安心です。
海外用モバイルwifiのレンタルならCMでも有名になったイモトのWiFi がおすすめです。
イモトのWiFi の特徴は、
- 中国で電波が強い
- 価格が圧倒的に安い
- VPN(ネットワーク)に対応している
VPNに対応しているモバイルwifiでないと、中国ではLINEやFacebookを利用することができません。中国国内はネットの規制が厳しいので注意が必要です。
ホテルの中ではだいたいフリーwifiが繋がってますが、中国なんで安心してネットをつなぐ気にはなりません。
そもそもホテルの中以外で利用することの方が多いので、中国に初めて出張する場合は必ず持参しておくようにしましょう。一日1,000円程度で安心が買えるなら安いもんです。
詳しくはこちらの記事に書いてますので参考にしてください。
マスク
出張する時期やエリアにもよりますが、冗談抜きで上の写真のような状態の日が続くこともあります。特に工場エリアの出張の場合は確率は高め。
沿岸部の出張ならマスク持参することを推奨します。
沿岸部の場合、空港降りた瞬間からスモッグで先が見えない状況ってことがかなりの確率でありえます。わたしの経験でいうと1/2の確率ですね。
特にPM2.5には注意したいので持っていくならPM2.5対応のマスクにしておきましょう。
ボールペン
仕事で行かれるので忘れることはないかと思いますが念のためリストに入れておきます。
入出国の際に必要書類を記入する機会もありますので、機内に持ち込むカバンの中にも1本いれておきましょう
もちろんフリクションなどの消せるボールペンは使用できないので、一般的な水性・油性ボールペンを準備してください。
名刺
こちらも仕事で行かれるので忘れることはないかと思います。
ただ、急な出張等で英語表記の名刺を作る時間がない場合はラベルなどで作成し名刺の裏に貼り付けましょう。
英語表記の名刺がないと海外では通用しないので必需です!
小型メモ帳
胸ポケットに入るくらいのサイズが使い勝手いいです。
スマホで代用するのは避けた方がいいでしょう。紙ベースでやり取りする方が中国ではスムーズに進みます。
中国語話せない場合は漢字のメモ書きでなんとなく通じるのでメモと筆記具は必需品です。
せっかくの海外出張ですからかっこいいメモ帳を持参しておくのもいいですよ!
充電ケーブル
これも現代の必需品ですね。
昔は携帯電話だけでしたので2・3日の出張なら不要でしたが、今はスマホやデジカメやモバイルwifiなど充電を必要とする電子機器が多いので必ず持っていくようにしましょう。
コンセントは電圧が異なりますが、形状は日本と同じです。
最近のパソコンやスマホは電圧の幅が広いので変圧器等なくても問題なし。
最近のスマホやノートパソコン、デジカメなどは幅広い電圧に対応できるように設計されているので変圧器などは不要です。
いろんなパターンの充電ケーブルが一つになったものを準備しておけば、すべてに代用できるのでかなり便利ですよ!
モバイルバッテリー
お客さんの事務所で充電をさせてもらえる場合はあまり必要ではありませんが、充電できない場合や移動が多い場合など持ってると安心です。
スマホやモバイルwifiの充電がメインになりますのでUSBが2本繋げられる大容量バッテリーがおすすめ。
出張以外でも普段使いできるので持ってない方はこの機会に準備してみてはいかがでしょうか?
こちらの商品がわたしが使ってるモバイルバッテリーです。薄くて持ち運びが良いうえに24000mahで2ポートタイプです。スマホなら5・6回程度充電できます。
着替え
これも書くまでもありませんが必要日数に応じて準備しましょう。
衣類圧縮袋があると荷物をコンパクトに収納できるのでとても便利です。
わたしが使ってる衣類圧縮袋は掃除機なしで空気が抜ける便利品。旅行の時などにも重宝してます。
寝巻き
中国の良いホテルではガウンなども置いてありますが、普通のホテルには置いてない場合が多いです。
慣れない国での睡眠ですので普段の気なれた寝巻きを準備するのが無難ですね。
わたしの荷物の中で一番スペースを取る寝巻きですが、最初の出張の際には持参せず裸で寝て体調を崩した経験があるので2回目からは必ず持参するようにしてます。
ハンカチ・バンドタオル
日本のようにトイレにはペーパーやタオル、送風機もありません。
普段タオルを使われていない方も、日にち分は持っていくようにしましょう。
中国は未だに衛生面に不安がありますので、最低限の予防は行うようにしてください。
ウェットティッシュ
こちらは絶対に持参すべきモノです。
わたしは潔癖症ではないので日本ではまず使わないですが、中国にいると気づけば手や顔がだいぶ汚れてしまいます。
食事前などはかなり重宝するので忘れないように準備しましょう。
ポケットティッシュ
中国のトイレって基本トイレットペーパーが置いてありません。
最近は空港やホテルのトイレには備え付けられていますが、それ以外のトイレで備え付けられていないのが常識です。
必ず手元に一つは持っておきましょう。
薬
薬はいろいろ持っていくようにしてます。
わたしが持っていってる薬は以下の通りです。最低限これくらいは準備しておくと安心ですね。
- 正露丸
- 胃腸薬
- ウコン
- オロナイン軟膏
- 絆創膏
- 目薬
中国の料理は全て脂っこいので、2日以上滞在するとなると胃が食事を受け付けなくなってきます。そんな時のためにも胃腸薬は必要になります。
また、衛生面に不安がある中国ですのでお腹の弱い方は正露丸を忘れないようにしてください。
オロナイン軟膏と絆創膏は念のため。何にでも使えるので役立ちます。
持っていくと便利なモノ
神経質ではない方にはあまり必要なないものになるかもしれません。わたしは神経質な方ではありませんが、毎回スーツケースの中には入っているリストです。
洗面セット
過去泊まったホテルに、シャンプー・ボディーソープ、石鹸、歯ブラシ、歯磨き粉は置いてありました。
特に気にしない方は持参不要です。いつも使用しているものが良い方は持参するようにしましょう。
折りたたみ傘
正直、持って行っても持って行かなくてもどちらでもいいです。
わたしの場合は中国での移動は車がほとんどで雨が降ってもあまり気にならないので持って行ってません。
同僚は電車での移動が多いので折りたたみ傘は必ず持って行くと言ってました。
最悪、中国で買えばいいかなと思ってます。
水筒
わたしは毎回持っていくようにしてます。
中国では冷たい飲み物を飲まない習慣があるので、客先・レストランで出る飲み物は全てHOTです。
お茶やジュースを持ち運びたい方は是非持っていく方がいいでしょう。
インスタントコーヒー、茶葉
わたしは極度のコーヒー好きなんですが、中国ではまだコーヒーがポピュラーではありません。
都市部ではスタバなんかもできてますが、少し地方にいくとコーヒーを購入することが出来ないんです。
毎日コーヒー飲みたい方はインスタントコーヒーや茶葉を持っていったほうが良いでしょう。
延長コード
まとめて充電できるように延長コードはあった方が便利です。
ただ、無くても問題ないので荷物に余裕があれば持っていってみてはいかがでしょうか?
携帯ウォシュレット
ウォシュレットがないとダメって人は持っていってください。
ちなみに中国料理を毎日食べていると便秘になるか、お腹を壊して下痢になるかのどちらかです。
快便のまま日本に戻れたなら強靭の内臓の持ち主です!私はおなか壊すことが多いので下の携帯ウォシュレットを欠かさず持参しています。
歯ブラシ歯磨き粉
こちらもホテルには大概備え付けられてますので、いつものじゃなきゃダメって人は持っていくようにしましょう。
便座除菌クリーナー
日本のようにトイレ内にアルコールスプレーは置いてませんので、日本で利用されている方は持っていきましょう。
ゴルフボール
必需品に入れたいくらいにわたしは国内外問わずカバンに入れてます。
移動の多い出張は予想以上に疲れます。ゴルフボールで足裏や腰をマッサージするだけでだいぶ疲れもとれますよ。
口臭予防グッズ
中国料理は匂いのきついものが多いので気になる方は持っていくようにしましょう。
フリスクなどは売ってないので必要な方は日本から持っていくのが良いです。
常備薬以外の薬
体調管理に不安がある方は上で紹介した薬以外に以下のような薬を追加で準備しましょう。
- 頭痛薬
- 葛根湯
- 風邪薬
- バンテリン
- 湿布薬
- 脚爽快シート
これくらい準備しておけば急な体調不良にも対応できます。
コンドーム
一応書いておきます。
使われる予定のある方は、日本製のモノを忘れず持っていきましょう。
中国品は破れたりしやすいため、絶対に使わないようにしましょう。
持っていっても使わなかったモノ
ここからは何回か中国出張に持参したけど、一度も利用する機会がなかったものをまとめておきます。
小さなハサミ
過去数回持っていきましたが、一回も使ったことありません。
電卓
はい、こちらも不要です。
スマホ持ってない人には必要かもしれませんね。
電子辞書
はい、こちらも不要です。
スマホ持ってない人には必要かもしれませんね。
変圧器
日本の電圧にしか対応してない電化製品を持参するときは必要です。
上でも説明したように、スマホ・デジカメ・ノートパソコンは幅広い電圧に対応するよう設計されているのでそのままでコンセントに繋いで問題ありません。
LANケーブル
こちらも海外モバイルwifi持参するなら不要です。
安すぎないホテルであればフリーwifiが使えるのでLANケーブルは特段必要にはなりません。
お箸
中国で用意されるお箸の汚れって気になる方が結構多いんです。
わたしの同僚からもよくマイ箸持っていた方がいいかなと聞かれます。
そんなときにわたしが答える回答は「箸くらいで腹壊すなら、何しても無駄」って言ってます。
ですので気にせず中国のお箸を利用しましょう。
爪切り
こちらもまず使うことはないですね。
気になるなら出国前に切ってから自宅を出ましょう。
毛抜き
こちらもまず使うことはありません。
綿棒
こちらもまず使うことはありません。
まとめ
一通りわたしが過去に持っていったことがあるモノをまとめてみました。
上記以外に気になるモノがあればコメント頂ければお答えさせていただきます。
では、安全で有意義な中国出張になることを願いつつ締めさせていただきます。