JCBが2000年から調査を行っている『クレジットカードに関する総合調査』を皆さんご存知でしょうか?
普段生活していたらまず見ることはないだろうと思われる資料です。
主にどのような内容の調査がされているのか簡単に説明しましょう。
『クレジットカードに関する総合調査』とは
20代から60代の男女3,500人を対象としたインターネットによるアンケートで、以下の内容の調査を毎年まとめた資料になります。
- クレジットカードの保有率
- クレジットカード保有・携帯枚数
- クレジットカード利用頻度
- クレジットカード利用金額
- 保有クレジットカードごとの利用理由
- クレジットカード利用業種
- 支払の際のクレジットカード利用割合
- 月平均生活費とクレジットカード利用割合
- 月平均生活費とクレジットカードの保有状況
- 電子マネーの利用状況
- デビットカードの利用状況
このレポートから読み取る内容はたくさんありますが、今回はその中でも利用理由(保有クレジットカードを選んだ理由)に注目してクレジットカードの正しい選び方をマスターして頂きたいと思います。
正しいクレジットカードの選び方がわかれば、確実に節約につながります。
なんとなくクレジットカードを選んだ方はこの機会にじっくり読んでみてください。
一般の方のクレジットカードの利用理由・選び方
クレジットカードの利用理由(選び方)で多くの方が重要視されているのが、上のデータから見ることができます。
特に『マイルやポイントが貯まりやすいから』や『入会金・年会費が安いから』が他の理由より大きく差をつけていますね。
上位5位のみを記載しましたが、保険が充実している5%やゴールド・プラチナだから4.1%なんて理由もあります。
そして、驚くべきデータとして特に理由はないが12.2%と5位の人数より多い結果になっています。
マイル・ポイントが貯めやすいVS入会金・年会費が安い
みなさんがクレジットカードを選ぶ際に重要視しているのが
- マイル・ポイントが貯めやすい
- 入会金・年会費が安い
と言うことがわかりました。
では、これからクレジットカードを選ぼうと思うとどちらを優先して考えればいいでしょうか?
答えは簡単です。
答えは年間通してマイルやポイントが一番貯まるクレジットカードです! [/aside]
ステータスやカッコ悪いからって理由でゴールドカード、プラチナカードを選ぶ方は無視して節約したいのであればこの選択方法で間違いありません。
入会金・年会費がかかったとしても還元率が高ければ、還元率の低い年会費無料のクレジットカードより総取得ポイント・マイルは高くなります。
ただし、近年は低還元率時代でありどのクレジットカードを選んでも通常利用時の還元率はMAXで1.0%がほとんどです。
では、どのクレジットカードも同じかというとそうではありません。
この低還元率時代に各クレジットカード会社が他社と差別化をはかるため、一部の利用時に高還元率になるような仕組みを提供してくれています。
以下を参考に皆さんの利用用途に合わせて高還元率の恩恵を受けられそうなクレジットカードを選択するのが正解です。
ピンポイント還元率比較
これから紹介するクレジットカードは通常時の還元率は1.0%以上あり、特定条件がそろった場合にピンポイントで高還元率になります。
みなさんの普段の用途を思い浮かべ最も適したクレジットカードを選んでみてください。
カード名 | ピンポイント還元率 | 特定条件 |
楽天ゴールドカード![]() | 5.0% | 楽天市場での買い物に利用 年会費2,000円 |
楽天カード![]() | 3.0% | 町のポイント加盟店で利用 |
4.0% | 楽天市場での買い物に利用 | |
dカード | 5.0% | ローソンでの提示&決済 |
3.0% | 高島屋での提示&決済 | |
ビックカメラSuicaカード | 11.5% | Suicaにチャージしてからビックカメラ・コジマで買い物 |
ゴールドポイントカードプラス | 11.0% | ヨドバシカメラでの利用 |
10% | ヨドバシ・ドット・コムで本を購入 | |
Yahoo!JAPANカード | 3.0% | Yahoo!ショッピングやLOHACOでの利用 |
リクルートカード | 1.2% | 今回紹介の中で唯一の常時1.2% |
1.7% | 楽天Edyへチャージして利用 |
まとめ
[aside type=”boader”>クレジットカードの選び方- 還元率1.0%以上のクレジットカード
- 特定条件の利用頻度の高いクレジットカード
まずはこの2つを意識して選べば当面は間違いない正しいクレジットカードが選択できます。