WordPress(ワードプレス)でブログを始めるときに必要になるドメイン名(住所)について以下の内容を解説しています。
- ドメイン名にSEO効果はあるのか?
- ドメイン名の決め方をどうしたらいいのか?
- ドメインは年間いくらかかる
- ドメインの契約先
一度、ドメイン名を決定してしまうとブログ開設後よほどのことが無い限り変更することはないので慎重に決める必要があります!
でも安心してください(^^)v
この記事で『ドメイン名』に関する疑問についてすべて説明していきますので、最後まで読んで今後ブログとともに成長していく気に入ったドメイン名をつくりましょう!
それでは『ドメイン』の悩みを解決していきましょう!
ドメイン名はSEOに効果があるのか?
ドメイン名がSEOに影響があるのかどうかを説明するには『 独自ドメイン 』と『 トップレベルドメイン(TDL) 』に分けて考えると理解がしやすいです。
『 独自ドメイン 』と『 トップレベルドメイン(TDL) 』は下の部分のことをいいます。
独自ドメインのSEO効果は?
ドメイン名を決めるときSEOに効果があるのかについて、まずは『 独自ドメイン 』について説明していきます。
結論から言いますとGoogleはこの点については言及しておりません。
ただし、昨今のGoogeはコンテンツ重視を表明しているのでドメイン名だけで評価することは低いと考えられます。
とはいえ、適当な単語を入れるのはもったいないです。
ドメイン名は多くの人の目にさらされるのでブログに関連するワードを設定しましょう。
それが結果的にキーワードになることが多いです。
トップレベルドメイン(TLD)のSEO効果は?
次にトップレベルドメイン(TLD)の部分について説明していきます。
ドメインの末尾にあたるトップレベルドメイン(TLD)については、Googleは以下のように案内しているのでSEOに影響を与えることはありません。
よく使われる『 .com 』でも、新しくできた『 .xyz 』であってもSEOには影響はないことになります。
Q: 新しい gTLD は検索に影響しますか?Google は、新しい TLD が有利になるようアルゴリズムを変更しているのですか?検索において、新しい TLD はどの程度重視されるのですか?
A: 基本的に、新しい gTLD も他の gTLD(.com、.org など)と同じように処理されます。検索において、特定の TLD のキーワードが有利に働くことも不利に働くこともありません。
ドメイン名の決め方で知っておく7つの対策
ドメイン名を決める場合に知っておきたい7つの注意事項をまとめていきます。
何度も言いますがドメイン名は一度決めてしまうと簡単には変更できないので慎重に決めるようにしましょう!
2-1 ブランディングを意識
すでにブログで書く内容がイメージできているのであればブランディングを意識するといいです。
ブログにおけるブランディングとは、「〇〇といえばあなたのブログ」といった意識付けをさせるための施策をいいます。
コーヒーの紹介をするブログなら『 coffee.com 』などにしておくと、このブログを見たらコーヒーのことが書いてあるなと認識してもらえるようになります。
ドメインが『 coffee.com 』なのに、実際ブログを見ると紅茶について書いてあったらユーザーは混乱してしまいますよね。
ただし、限定しすぎてしまうとあとあと記事を書く際に足かせとなる場合もあるので注意が必要です。
悪い例:luxury-coffee.com にしてしまと高級なコーヒーのことしか書けなくなるので、coffee.com/luxuryとなるようにした方が記事の幅を広げることができます。
2-2 長すぎ覚えやすい文字列
ドメイン名はできる限り短く覚えやすいモノにしておくのがベストです!
英文で3単語くらいのドメイン名を付けるよりも、1単語で誰もが知っているワードを付ける方がユーザーに覚えてもらいやすく見つけてもらいやすくなります。
- 英文にせず1単語で作成する
- 誰もが知っている高校レベルの英単語
- 造語ならシンプルさが大事
もちろん綴りを間違わないようにしてください。ローマ字で作る場合も『 tu 』や『tsu』など紛らわしいワードは使わないようにしましょう。
2-3 ドメイン名に数字は含めない
ドメイン名に数字を含めてしまうとスパムに使われているURLと誤認される可能性があるので、数字は含めないようにしましょう。
スパムとは、受信者に許可を得ないで出会い系やマルチ商法などの広告メールやワンクリック詐欺メールなどの迷惑メールのことをいいます。
数字を入れることで信頼性を低下させることになりかねないので極力入れないようにしてください。
2-4 日本語ドメインを使わない
以前までは日本語ドメインだとSEOに効果があると言われていたので一時流行りました。
上でも説明したようにドメイン名にはSEO効果はほとんどないので日本語のドメイン名にする必要はありません。
最近では下のようなデメリットもあるので日本語のドメイン名は使う人が減っています。
- メールにリンク付きでURLを貼り付けられない
- twitterに貼り付けると意味不明な英字の羅列になる
- 英字に慣れているので日本語だと違和感がある
2-5 雑記ブログの場合は注意が必要
特にブログに書く内容を決めていない場合や雑記ブログでやっていくと決めている方は、特にキーワードとかがないのでドメイン名を決めることが難しいです。
そんな場合は、まずブログ名を決めてからブログ名と同じドメイン名にするのも一つの手です。
Googleのドメインが『 google.com 』となっているように、ブログ名とドメイン名を同じにしておくとユーザーに覚えてもらいやすいといった利点があります。
あとはこのブログと同じように自分の名前をドメイン名にしておくと、名前も覚えてもらいやすくなるのでおすすめです。
2-6 使えないドメイン名はTLDを変更
使いたいドメイン名が決まったと思って申し込みをするとすでに『 .com 』や『 .jp 』が使われているケースがあります。
人気のあるワードであればまず他の方が利用していると思っていた方がいいでしょう。
それでもどうしてもそのドメインを利用したいならばTLD(トップレベルドメイン)を変更してみると空きがある可能性があります。
- TLD:「.com」「.net」「.org」
- 新TLD:「.club」「.email」「.services」「.media」「.xyz」
- 地名系TLD:「.tokyo」「.nagoya」「.yokohama」
2-7 最後に他企業のブランド名と被らないように
誰もが知っているような企業名や商品名、ブランド名、商標などをドメイン名にすることは絶対にやめてください。
知らずに利用していても法的措置の対象となり、ドメインが訂正させられる可能性があります。
大手の企業であれば大半のTDLも買い取っており使えない状態になっているとは思いますが、新しいTDLなどまだ空いている可能性もあります。
利用したいドメイン名が決まったらインターネットで検索して被っていないかどうかを必ずチェックするようにしてください!
ドメイン名が決まったら申し込もう!
ドメインの契約費用はどれくらい?
ドメインの契約は基本的に年間契約になります。
ドメイン名やTDLにより単価は変わってきますが、一般的なものであれば年間で1,500円程度の金額になります。
人気のあるドメイン名であれば年間数十万円のものもありますが、何度も言いますがドメイン名でSEOには影響を与えないので一番安いものを利用すればOKです!
ドメインを契約するならどこ?
サーバーセットで契約するなら『 KonoHa Wing 』か『 エックスサーバー 』、ドメインのみなら『 お名前.com 』と契約すれば問題ありません。
当ブログでも契約の方法をまとめたページもありますし、ネット上にもたくさん見つかるかと思います。
- 読込み速度重視なら⇒KonoHa Wing
- 実績重視なら⇒エックスサーバー
- ドメインのみなら⇒お名前.com
ドメイン名の決め方:まとめ
今回はブログを始めるうえで重要なドメイン名の決め方について紹介していきました。
最後にもう一度ドメイン名を決める場合の主な注意点をまとめておきます。
- ドメイン名でブランディングを意識する
- ドメイン名は短く覚えやすくする
- ドメイン名に数字は使わない
- 日本語ドメイン名は使わない
- 雑記ブログは注意が必要
- TDLでドメイン名は広がる
- 有名ブランド名等はドメイン名にしない