
今回はこんな悩みを解決する記事です。
この記事の内容
- リンク広告とは?
- リンク広告の効果はどれくらい?
- リンク広告廃止されてもブログで使う方法
- 広告コードは変更しても問題ないのか?
今回はGoogleアドセンスの広告作成画面から消えたリンク広告ユニットをブログで使う方法を紹介していきます。
リンク広告の効果は以前ほど高くは無いものの一度は使ってみたい広告の一つですよね。
しかし、残念なことに2019年7月以降、Googleアドセンスの広告作成画面よりリンク広告の作成ボタンが消えてしまいました。
それでもどうしてもリンク広告を使ってみたいって方が多いので、作成ボタン以外からリンク広告を作る方法をご紹介します。
リンク広告を一度導入してみて収益改善になるか試してみましょう!
リンク広告とは?
「リンク広告(リンクユニット)」とは、下のような検索キーワードが表示されるタイプの広告のことです。
いろんなブログでよく見かける広告ですね。
アドセンスの中で唯一1回クリックされただけでは報酬が発生しない広告になります。
- サイト訪問者がリンク広告をクリック(この段階では報酬は未発生)
- Googleの検索結果が表示
- サイト訪問者が表示された検索結果をクリック
- 報酬が発生
2回クリックが必要なため報酬が上がりにくいと思われがちですが、実際には興味のあるキーワードが表示されるのでクリック率は画像タイプより高い傾向になります。
リンク広告の効果
ブログの種類や広告の配置により効果は異なりますが、わたしの運営しているブログでは以下のような効果が出ました。
- 収益が2倍にアップ
- クリック率(CTR)が1.7倍にアップ
- PV数が1.2倍にアップ
PV数が上がったのは予想外の結果ですが、画像よりキーワード(文字)で表示されることで読み込みスピードが上がってSEO的に良くなったと考えます。
廃止されたリンク広告の作成方法
リンク広告ユニットの作成ボタンは2019年4月以降廃止され表示されなくなりました。
新たにGoogleアドセンスに合格した方や過去にリンク広告ユニットを使っていなかった方は、以下のようにリンク広告を作成するボタンが表示されていません。
なぜ、リンク広告の作成が表示されないのかAdSenseヘルプ「広告ユニットに関する最新情報」を確認すると以下のように説明がされています。
・テキスト広告のスタイル
「テキスト広告とディスプレイ広告」の広告ユニットでテキスト広告のスタイルがサポート終了となります。今後は、新しい広告ユニットで広告スタイルを作成できなくなります。新しい広告ユニットには、Google が最適化したテキスト広告のスタイルが適用されます。この機能はサポート終了となるため、既存の広告スタイルも今後数か月のうちに Google によって最適化が行われます。カスタマイズやユーザー エクスペリエンスの向上を重視する場合は、記事内広告やインフィード広告などのネイティブ広告をご利用ください。
今後、段階的にテキスト広告は廃止されるとのことですが、まだ使っているブログもあるのに後から合格したというだけで使えないのは納得できないですよね。
リンク広告をどうしても使いたいって方は、これから説明する内容を読んでブログに導入しましょう!
STEP1:Google AdSenseでディスプレイ広告を作成
※クリックで拡大できます
STEP2:ディスプレイ広告のサイズを選択
- 広告ユニットの名前⇒【リンク広告】と記入
- 広告のプレビュー⇒【スクエア】を選択
- 広告サイズ⇒【レスポンシブ】を選択
※クリックで拡大できます
広告名は後から分析するために他の広告と区別できるような名前にしておきましょう。
わたしは「リンク広告ユニット」としてますが、後から区別できれば何でもかまいませんよ!
STEP3:広告コードをコピー
※クリックで拡大できます
このまま広告コードをブログに貼ってしまうと普通のディスプレイ広告になってしまいます。
一部分を書き替えることでディスプレイ広告がリンク広告に切り替わるので、STEP4を変更してからブログに貼り付けてください。
STEP4:広告コードを変更
※クリックで拡大できます
変更前:data-ad-format=“auto”
変更後:data-ad-format=“link”
あとは各テーマの広告設置の箇所に貼り付ければ完了です。
廃止されて使えなかったリンク広告が2020年11月現在においても利用することが可能となります。
広告コードの改変は問題ない?
念のためコードの変更がGoogleの規約違反にならないかも調べてみましたが、特に問題はなさそうです。
禁止されているコードの改変方法
AdSense コードを以下の方法で改変することは禁止されています。
・display:none
などを使用して広告ユニットを隠す(ただし、レスポンシブ広告ユニットを実装している場合を除く)
・コンテンツが隠れてしまうような方法、またはコンテンツが広告を覆い隠すような方法で AdSense 広告コードを設定する
・モバイルサイトやレスポンシブ デザインのサイトでコンテンツと広告が重なるような方法で広告ユニットを配置する
・非表示キーワード、iframe、その他の方法を使用して広告のターゲット設定を操作する
・メールやソフトウェアで広告を配信する
・広告の配信方法や表示方法を操作して不当に注目を集める(画面内にスライドイン表示される広告、ズームイン / ズームアウトされる広告など)
・ユーザーがモバイル ウェブページでドラッグ操作を行ったときに広告クリックを発生させる
リンク広告の作成方法:まとめ
今回は廃止されたリンク広告をディスプレイ広告からコードを変更して作る方法を紹介しました。
最後にリンク広告の作成ボタンが表示されなくなった場合の作成手順をまとめておきます。
- ディスプレイ広告を作成
- 広告名を入力、スクエア・レスポンシブで広告を作成
- コード“auto”を“link”に変更
- ブログにコードを貼り付け
わたしのアドセンスのIDが2017年の1月以降のため、2019年7月以降にアドセンスに合格した方でリンク広告が作成できたかコメントいただけると嬉しいです。