
- Googleの検索順位の上げ方を知りたい!
- 検索順位の仕組みはどうなってるの?
- 競合に勝てるキーワードの選び方が知りたい!
今回はこんな悩みを解決する記事です。
- そもそも検索順位とは?
- 検索順位の仕組みはどうなってるのか?
- 検索順位を上げるキーワードの選び方
検索順位の上げ方で大事なことは、検索順位の仕組みと競合サイトに勝てるキーワードの選定方法を理解することです。
なぜなら、戦う相手のことや自分のブログのことを分析せずにやみくもに記事を書くことは、単なる無謀な挑戦でしかないからですね。
低いドメインパワーのブログでも競合サイトに勝てるキーワードを見つけ、検索順位の仕組みを理解した記事を書くこと。
これを継続的に繰り返すことで検索順位を上げることができます。わたしは上昇させることが出来ました。
今回は、そんな検索順位の上げ方について紹介していきます。
検索順位とは?
検索順位とは、GoogleやYahoo、Bingでの検索結果の順位のことです。
検索順位を上げればあなたのブログへのアクセスも増え、GoogleAdSenseやアフィリエイトの報酬を増やすことができます。
ブログを始めたばかりの方は、まず1ページ目(=10位以内)に上げることを目標としてください。
なぜなら、2ページ目以降だとほぼクリックされることはないからです。
1ページ目であっても1位と10位ではこんなにもクリック率は大きな差があります
2位:10.65%
3位:7.57%
4位:4.66%
5位:3.42%
7位:2.69%
8位:1.74%
9位:1.74%
10位:1.64%
引用元:Announcing: 2017 Google Search Click Through Rate Study|Internet Marketing Ninjas Blog
1ページ目に表示されていないキーワードでは、読者を呼び込む力はほぼゼロと理解しておきましょう。
検索順位の仕組み
検索順位の仕組みがどうなっているのかというと、検索エンジンのアルゴリズムによって決まります。
Googleの検索エンジンでは、200以上の項目を用いて判定していると言われていますが詳しい内容についてはほとんど非公表です。
Googleの公式ブログ(Webmaster Central Blog)やガイドラインにより一部公表されてはいますが、200以上の項目を意識しながらブログの記事を書くことは通常不可能ですよね。
そこで、私がブログを書くときに意識しているのがGoogleが掲げる10個の基本理念です。
1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
2. 1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
3. 遅いより速いほうがいい。
4. ウェブ上の民主主義は機能する。
5. 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
6. 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
7. 世の中にはまだまだ情報があふれている。
8. 情報のニーズはすべての国境を越える。
9. スーツがなくても真剣に仕事はできる。
10. 「すばらしい」では足りない。
特に「ユーザーに焦点を絞る=ユーザーの悩みやニーズを解決する記事を書くこと」を意識しています。
Googleのアルゴリズムは年に数回アップデートされるので、どんなアルゴリズムかを解き明かすよりも、ユーザーファーストの記事を書くことに時間を費やす方がいいでしょう。
ユーザーにとって最も役立つ記事であれば、Googleからも評価され検索順位は上げることができます。
検索順位の上げ方
検索順位の上げ方の結論は、ユーザーの悩みやニーズを解決する記事を書くことです。
とはいえ、ユーザーの悩みやニーズを解決する記事であったとしても、正しいキーワードの選び方、ライティングをおこなわなければ上位に上げることはできません。
ブログにおいても最低限のテクニックはマスターする必要があります
- キーワード選定
- キーワードの入れるべき場所
- 被リンクを増やす
- 記事の質を高める
- URLを正規化させる
順番に解説していきますね。
検索順位を上げるキーワード選定方法
検索順位を上げるためにはキーワード選定はもっとも大事なプロセスの一つです。
みなさんもキーワードの選定が大事ってことは理解していますよね。
でも、キーワードの選定方法を知っていても、こんな悩みを抱いたことはありませんか?
- どれくらいのボリュームのキーワードを使えばいいの?
- 競合サイトに勝てるキーワードはどれ?
- どのキーワードは止めといた方がいいの?
キーワードを選び、ボリュームと競合性チェックして、次どうしたらいいの?って、わたしはずっと悩んでいました。
4年ブログをやってきた検索順位の上げ方の結論
自分のブログのドメインパワーで勝てるブログが、検索順位の上位を占めているキーワードを選択することです。
なぜなら、ドメインパワーの高い競合サイトと同じキーワードで記事を書いても勝つことはできないからです。
ドメインパワーの高いサイトと勝負するのは、小学生がオリンピック選手と100m競争をするようなもの。
でも、小学生と幼稚園児が100m競争をすると小学生が勝つ確率の方が高くなりますよね。
ブログにおいても同じで、自分のブログのドメインパワーでも勝てるブログが検索順位の上位を占めているキーワードを選ぶことです。
勝てるキーワードの調べ方がこちら
- サーチコンソールで検索上位のキーワードを確認
- Ubersuggestで上のキーワードを検索
- Ubersuggest表示されるドメインスコアの平均値を確認
- 書きたい記事のキーワードをUbersuggestで検索
- ③で調べた平均値より低いキーワードで記事を書く
わたしがキーワードを決めるときの流れはこんな感じです。
④のキーワードの見つけ方は ブログのキーワードを選定する3ステップ【収益6桁ブロガーが実践】 で詳しく解説してます。
画像付きで順番に説明していきますね。
① サーチコンソールで検索上位のキーワードを確認
私が別サイトで運営しているブログのサーチコンソールの画面を上に貼らせていただきました。
競争率低いキーワードなんでモザイクかけさせていただいてますが。。。
② Ubersuggestで①のキーワードを検索
Ubersuggestでキーワード分析をすると右側に上位100記事の順位が表示されます。
それと合わせてトップ10(検索1ページ目)にランクインしているページの平均的な被リンク数とドメインスコアも表示されます。
③Ubersuggestで表示されるドメインスコアの平均値を確認
※クリックで拡大できます
右側にドメインスコアの平均値が表示されるので数値をメモしておきましょう。
ちなみに自分の書いた記事で1ページ目に表示されているキーワードを全部分析することで、自分のブログがどのレベルの平均値なら1ページ目に表示させることができるのかが精度をあげて知ることができます。
今回のキーワードからわかることはこんな感じです。
- 上位10サイトのドメインスコアの平均値は23
- 検索ボリュームは720/月
- 1位が獲得できれば218の流入見込み。⇒実際には335でしたが、、、
ちなみにUbersuggestでのドメインスコア平均値23で検索ボリューム720は、お宝キーワードの部類に入るかなと思います。
書きたい記事のキーワードをUbersuggestで分析
ドメインスコアの平均値が78ですので、先ほど調べた数値23では太刀打ちできないキーワードということがわかります。
参考例②:「税理士試験・ボールペン」で分析した結果
ドメインスコアの平均値が18ですので、先ほど調べた数値23のブログでも勝てそうなキーワードとなります。
ちなみにドメインスコア(DS)が勝てそうな数値になっていると、SEO難易度(SD)も低い数値になっているので安心してください。
キーワードを入れるべき場所も検索順位を上げるコツ
検索順位を上げるためにはキーワードの入れ方も知っておく必要があります。
なぜなら、正しい場所にキーワードを入れることで、検索エンジンに何について書いてある記事かを認識させることができるからです。
また、検索ユーザーにとってもキーワードが有るべき場所に無いと、この記事は自分の求めている情報が書かれていないと判断し離脱してしまいます。
特に意識してキーワードを入れる場所としては、下の4つです。
- 記事タイトル
- H2見出し
- メタ ディスクリプション
- 本文(出現率に注意)
本文などは意識して入れるようにしないとキーワード量が不足するので注意が必要ですね。
もっと詳しくキーワードの入れる場所や入れ方を知りたい方は、ブログはキーワードの入れ方で検索順位が上昇する【SEOの基礎】で勉強してみてください。
被リンクを増やして検索順位を上げる
ドメインパワー(ドメインスコア)を高めるためには、良質な被リンクを増やすことも大事です。
ドメインパワーが高まれば、検索上位を狙えるキーワードの数も増えますが、外部から受けるリンクであるため思い通りに増やすことができない項目でもあります。
そのため、下でも書いているように記事の質を高めて、被リンクを獲得できるコンテンツを作成することが遠回りの様に見えて一番の近道なんですね。
とはいえ、自然な被リンクを獲得するには時間を要します。自ら上質な被リンクを獲得することも並行してやっていくことをおすすめします。
- noteを作成してリンクを貼る
- ペライチを作成してリンクを貼る
- TwitterやPinterestで記事を紹介する
- はてなブックマークをする
自己対策はやりすぎるとGoogleからペナルティを受けることもあるので、上で紹介した対策程度で押さえておくと良いでしょう。
関連記事:ペライチで被リンクを獲得する10手順!評判とリスクは?【裏技】
関連記事:ピンタレストのビジネスアカウントでブログへの流入を底上げしよう!
検索順位を上げるには記事の質を高める
検索順位を上げるためには、読者のニーズや悩みを解決する「質の高いコンテンツ」をつくらなければいけません。
なぜなら、記事の良し悪しを最終的に判断するのは読者だからです。検索サイトも読者に価値ある情報を届けるため「質の高いコンテンツ」に上位の順位を与えるようにしています。
Googleが読者のサイトの滞在時間を検索順位の指標の一つにしていることからも、「記事の質を高める」ことの重要性がわかりますよね。
質の高い記事を作るためには、下記の点に注意して記事を書くようにしてください。
- 読者の顕在ニーズを書く
- 読者の潜在ニーズを書く
- Googleが想定している読者のニーズを書く
- 自分の体験談(独自性)を交えて書く
- Googleに戻る必要のない内容を書く
記事の質を高めるためには、読者の「顕在ニーズ」と「潜在ニーズ」を分析する必要があります。
ここでいう読者のニーズとは、Googleが想定している読者の悩みやニーズであることに注意が必要です。
「読者が知りたい事」と「Googleが想定する読者が知りたい事」は、完全には一致しないので後者を知るためにも競合サイトの分析が必要になります。
URLの正規化では検索順位上昇の基本
最後に超基本的なことですが、検索サイトに正しく評価してもらうため「URLの正規化」も必ずやっておきましょう。
「URLの正規化」をやっておかないと1つのページに対してURLが複数ある状態になってしまい、検索サイトの評価が分散してしまいます。
分散する程度であればまだマシですが、ミラーコンテンツ(コピーコンテンツ)と判断されてしまうとサイト全体の評価も下げられかねません。
- 自サイトを開く
- URLにwww.を追加(削除)して開く
- URLが元の状態か確認する
元の状態に戻っていれば「URLの正規化」はできているので特に対策をする必要はありません。
URLが変更したままの状態ならば「URLの正規化」ができていないので、Googleが解説している「Consolidate duplicate URLs(重複するURLを統合する)」に目を通して改善していきましょう。
検索順位はどれくらいで上がる?
当記事で紹介してきた最低限のSEO対策をした後の効果(検索順位の上がり具合)が目に見えてわかるまでの期間はサイトによって異なります。
狙うキーワードのボリュームやサイト構成などによっても変わり、「数日」「数週間」「数か月」「半年」「1年」と様々です。
SEOは短期で大幅に改善することは難しいので、長期的な視点で気長に実施していくことをおすすめします。
検索順位はツールでチェック
検索順位を把握するためには、検索順位チェックツールを利用するようにしましょう。
ブログは記事を書くことがメインであり、それ以外の効率化できる部分は出来る限り効率化をはかってください。
ツールを使えば一瞬で終わる作業も、ツールを使わず一つずつチェックすると、チェックだけで1日が終わってしまいます。
無料で使えるツールもあるので導入していない方は、急ぎで導入していきましょう。
有料ツール
・GRC
・RankTracker
無料ツール
・SERPOSCOPE
無料でサイト・キーワードが無制限で使える検索順位チェックツールは、SERPOSCOPEの設定方法~使い方まで画像49枚で徹底解説【無料】で詳しく解説したので参考にしてみてください。
検索順位の上げ方:まとめ
ご紹介した「検索順位の上げ方」を実践すれば、これまで検索上位が取れなかった記事でも徐々に上位を取れるようになります!
最後に、今回ご紹介した最低限やっておくべきことをおさらいしておきましょう。
- キーワード選定
- キーワードの入れるべき場所
- 被リンクを増やす
- 記事の質を高める
- URLを正規化させる
もっとブログ運営のノウハウを知りたい方は、「カテゴリー:ブログ運営」にある記事を順に読んでいってみてください!