こんにちわ。節約・資産運用ブログ「マネーのひな形」を運営している、カベヤス(@kabenrich)です。
みなさん国債ってご存知ですか?
なんか難しい話が始まるのかなと思った方は大ハズレです。
国債=国にお金を貸す
ただそれだけの事です。
それだけなのに銀行に預けるよりお得!!
銀行で定期預金としても預けていても、利回りとして0.12%程度。
個人向け国債の『変動金利型10年満期』ならば利回り0.3%はあります。
銀行に預けるより、国債つまり国にお金を貸した方がお得なのです。
銀行に100万円預けても、半年で入ってくる利息は200円程度。
時間外にお金をおろしたら一瞬で消える金額です。
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国債の種類
国債といっても実はたくさんの種類があります。
日本が発行している国債だけでも利付国債、割引国債、物価変動国債、個人向け国債など多くの種類の国債が発行されています。
まずは日本が発行している国債について解説していきます。
皆さんにお勧めするのは個人向け国債です。
満期による分類
国債はいわゆる債券です。
一定の年数が経過することにより元金が返金されます。
この経過年数のことを償還期間といいます。
償還帰還の違いにより4種類に分類されます。
- 超長期国債:15年・20年・30年・40年
- 長期国債:10年
- 中期国債:2年・3年・4年・5年・6年
- 短期国債:1年
利子の支払い方法や満期時の取り扱いによる分類
利付国債
一般的な国債になります。
半年ごとに利息の支払いを受けることができます。
また、満期時に発行価格と同額の額面が償還されます。
変動利付国債
利付国債にほとんど同じですが、違う点は半年ごとの利息がその時々の利率で支払いが行われるタイプのものです。
割引国債
少し変わった国債です。
満期までの利息がない国債ですが、購入時に額面金額より安く購入します。
利息がない代わりに満期時に額面金額が償還されるタイプのものです。
購入時と満期時の差額が利息となります。
個人向け国債
個人投資家しか購入することが出来ない国債で10年・5年・3年の償還期間が設定されています。
特徴としては途中解約ができるといった点です。
復興応援国債
東日本大震災のあとに作られた国債で名前の通り復興のために使われる国債です。
特徴としては、当初3年間の利息が個人向け国債の下限金利である0.05%になります。
物価連動国債
物価に連動するように設定されている特殊な国債です。
投資ファンドなど向けの国債で個人投資家は購入できません。
個人向け国債のメリット
- 国債のメリットとしては日本国が発行するものなので安全性が高いということです。銀行と国なら先につぶれるのは銀行ですよね。
- 個人向け国債ならば元本が保証されるため、途中解約しない限りは元本が減ることがない。
- 銀行の定期預金と比べても金利(利率・利回り)は高い。
- 個人向け国債ならば1万円からでも購入できるので資金の乏しい方でも気軽に購入できる。
- 個人向け国債の『変動金利型10年満期』は下限金利0.05%が設定されており、金利が上がることがあっても、下がることはない。
- 国にお金を貸してあげているという自己満足感が持てる。←わたしだけかも
個人向け国債のデメリット
- 他の投資と比べると金利(利率・利回り)が低い。
- 国が財政破綻したり、戦争とか革命など国にとって悪いことが起きた場合に、返ってこないことがある。
- 1年間は解約することが出来ない。1年後解約することはできるがペナルティがある。
- 低金利時代では有利であるが、高金利になればなるほど不利になる。
- 『変動金利・満期10年』以外の個人向け国債は圧倒的に条件が悪い。
まとめ
- 日本国債は国が発行する債券であり、安全性の高いものである。
- 国債=国へのお金の貸付である。
- 個人向け国債なら元本保証されるため、途中解約しない限り損はしない。
- 国が借金を返せないくらい大きな事件が起きたときは、元金が返ってこないことがある。