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記憶に残る新しい速読術!『死ぬほど読めて忘れない高速読書』上岡正明著

【脳科学から生まれた読書術】

株式会社フロンティアコンサルティング・代表取締役・上岡 正明氏が、『脳科学』の観点から考案した「高速読書術」について、「これまでの速読術との違い」や「実践方法」を説明しながら、いかにして” 記憶の定着 ”を高めるかを学べる一冊。

書籍の紹介

みなさんも一度は考えたことありません?

『本を早く読みたい!』『本の内容を実際に役立てたい!』

実際、わたしは過去に速読教室に通っていたことがあるので人並み以上には早く本を読むことができます。

普通の小説(単行本)なら1〜2時間で読み終えることができますし、今回読んだ『死ぬほど読めて忘れない高速読書』も1時間もかからず読み終えています。

ただし、本に書いていた内容が自分の知識として定着しているか聞かれると「No」です。
数日経過したら内容の大半は頭から抜け落ちてしまっていることでしょう。

普通の小説なら短期記憶でその本を読んでいる間だけ頭に残っていれば楽しく読むことができますが、

「自己啓発本」や「ハウツー本」は、読んだ後も理解して記憶して人生に役立たせないと読んだ意味がありません。

わたしも以前からこの点については、どうしら長期記憶として人生に役立たせることができるのかについて悩んでいました。

『死ぬほど読めて忘れない高速読書』は、そんな悩みを解決してくれる一冊。

今までの速読術とは視点を変えた方法であり、読む前・読み方・読んだ後にどのようなことをすれば長期記憶として頭に残り、その知識を自分の人生とリンクさせていけるのかが事例を交えて紹介されています。

「自己啓発本」や「ハウツー本」を読んでいる方で、なかなか実践に役立てることができないと考えられている方はぜひ読んでいただきたい一冊です。


書籍の15の重要ポイント(本文引用)

私が考案した高速読書は、実践する人を選びません。何歳であろうと、読書は人生を豊かにしてくれるもの。たくさん読めて、しかも記憶できる高速読書ならば、読書で得られるメリットを最速最短で自分のものにできます。

 

高速で読めて、記憶に定着し、アウトプットに使える読書術です。人生を豊かに変えていくための読書術です。

 

1回目:15分→2回目:10分→3回目:5分
時間を空けて、場所を変えて

 

高速読書と速読はまったく違います。
目指すゴールも違えば、やり方もまるで異なります。

●速読の目的:ひたすら早くたくさん読むことが目的
覚えなければ無意味

●高速読書の目的:たくさん読んで記憶に定着させるのが目的
得た知識を仕事や生活にいかせる

 

人生にとって、一番大切なのは時間です。時間は命そのものです。

 

ビジネスで成功する過程や、資産を形成するというプロセスにおいて、やっぱり読書が非常に大切な武器になっているわけです。

 

最初にやるべきことは「目的を持つ」ことだと思います。
最初に「目的意識と課題意識を明確に持つ」ということになります。これは脳を味方につけるための、非常に大切な手続きです。

 

どういうことを解決したいのか、ということを紙に書きだしていれば、自然とそれに合った本を脳が見つけ出します。

 

本を速く読もうと思った場合、大切なのが集中力です。集中して本を読むことで、脳を活性化して、パフォーマンスを最大限に引き出すことができます。

 

自分の目的にそぐわない箇所は、ざっと目を通して必要ないと思ったら飛ばしてしまっても大丈夫です。
これで、読む前からすでに、十数ページがすでに高速読書の対象から外れます。

 

本を速く読む人は違います。
読む文字と、『意識的に』読まない文字をあらかじめ決めているのです。
それが、漢字とかなの優劣の違いです。

 

頭の中で「つまり何?」とつぶやきながら本を読むと、大切な部分とそうではない部分が無意識に区分できるようになります。

 

きれいに本を読む人には欠点があります。それは、内容が記憶に残りづらいということです。

 

記憶の達人と呼ばれる人たちは、ただ単に脳のスペックが高いわけではありません。脳科学的にいえば記憶のトリガーを作る名人であり、エピソード記憶を自在に操って暗記しているだけなのです。

 

アウトプットノートを書くことを前提に、「本で得た知識を、どう自分の行動につなげるか?」を考え、その内容を青ペンで本に書き加えていくのが、3回目のアウトプットリーディングです。


実践してみたいポイント

『死ぬほど読めて忘れない高速読書』を読んでみて、実際に試してみたいポイントをまとめてみました。

  1. 高速読書パターン①を実際に試してみる。
  2. 高速読書パターン②を実際に試してみる。
  3. 本書の心臓部であるアウトプットノートを実際に10冊分記載してみる

『死ぬほど読めて忘れない高速読書』のまとめ

これまでの速読術と異なり、知識として脳に残る方法がわかりやすくまとめられた書籍でした。

本書の心臓部分である「アウトプットノートの記載方法」については実際に読んでみて自分に合うかどうかを見極めていただければと思います。

山さん
本は読むだけではなく、知識として記憶に定着させ、仕事や生活に活かしたい方にはおすすめの一冊ですよ。

書籍の情報

書籍名死ぬほど読めて忘れない高速読書
著者名上岡正明
出版社アスコム
出版日2019年8月24日
おすすめ度★★★★☆
頁数233ページ
目次
  • 1章 高速で読めて、記憶に残る!脳科学が認める最強の読書術「高速読書」
  • 2章 高速読書を成功させるすごい読書テクニック
  • 3章 読書を成果に変える!アウトプットノートの書き方
  • 4章 高速読書で脳力をあげれば、人生まで豊かに変わる!
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