こんにちわ。カベヤス(@kabenrich)です。
朝の通勤と夜の通勤時間はいつもhulu見てるんですが前から気になってた『くちびるに歌を』をようやく電車の中で見ました。
あらすじ
シンガー・ソングライター、アンジェラ・アキの名曲「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」を題材にしたテレビドキュメントから着想を得た中田永一の小説を実写化。
輝かしい才能を持つピアニストだった臨時教員の女性が、生まれ故郷の中学校の合唱部顧問として生徒たちと心を通わせていく。
メガホンを取るのは、『ソラニン』『ホットロード』などの三木孝浩。『ハナミズキ』などの新垣結衣がヒロインにふんし、その脇を木村文乃、桐谷健太ら実力派が固める。オールロケを敢行した長崎の風景も見もの。
シネマトゥデイより
くちびるに歌をの感想
まず、始めに電車の中じゃ見たらダメな映画でしたね。
歳のせいなのかかなり涙腺やばくなったのでラスト20分は自宅のテレビで見ました。
やはり子供ができてから子供の感動系の映画やドラマ、ドキュメントなどを見ると涙腺がゆるゆるになっちゃってます。
私のように電車で映画見る方は注意が必要です
原作はだいぶ前に読んでて内容わかっていても泣いちゃいました。
原作は2012年の本屋大賞にも選ばれてるので読んだ方も多いのかなとは思いますが映像でも見る事もおすすめします。
映像ならではの五島列島の景色の壮大さや歌の素晴らしさを体感する事ができます。
映画のタイトルにもなっている『くちびるに歌を』はドイツの詩人ツェザール・フライシュレンの詩の一節であり
「心に太陽を持て」
心に太陽を持て。
あらしが ふこうと、
ふぶきが こようと、
天には黒くも、
地には争いが絶えなかろうと、
いつも、心に太陽を持て。
くちびるに歌を持て、
軽く、ほがらかに。
自分のつとめ、
自分のくらしに、
よしや苦労が絶えなかろうと、
いつも、くちびるに歌を持て。
苦しんでいる人、
なやんでいる人には、
こう、はげましてやろう。
「勇気を失うな。
くちびるに歌を持て。
心に太陽を持て。」
この映画(書籍)のタイトルをこの詩から、この一節を選んだ中田栄一さんがさすがとしか言いようがないですね。
ネタバレしないように映画の感想ですが、15歳の子供たちの誰にも打ち明けられない悩み、苦悩、葛藤と大人たちも悩み苦しんでいる対比とが主題歌の『手紙』という曲にうまく調和し、胸に響いてきます。
あとは映画のはじめと最後に歌う『マイバラード』も、映画を通して見て聞くと、様々な感情が胸に響いてきます。
最初と最後に子供達が歌いますが同じ歌なのに2時間の間子供達に感情移入していると同じ歌に聞こえない不思議なかんじになります。
長崎の五島列島の景色、素敵な歌、若手俳優のキラキラ感と心洗われる一作ですので、見てない方は是非お勧めします。
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もちろん、今回ご紹介した「くちびるに歌を」も視聴可能です。