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nonidexタグとは?仕組みから設定すべき箇所まで一から解説!

ブログを50記事くらい書いたころに気になるのがインデックスの最適化。そんな時に活躍するのがnoindexの設定です。

しかし、ブログを始めたばかりの方にとってnoindexの設定をするのは荷が重すぎます。

そこで、今回はnoindexタグの使い方を一から説明し、ブログのインデックスを最適化する方法をご紹介します。

この記事はこんな方におすすめ!
  • noindexタグを一から知りたい
  • noindexタグはどんな時に使うの?
  • noindexタグの使用時の注意点

なかなか検索順位が上がらないと悩んでいる方は、もしかするとGoogleに品質の低いページがあると判断されている可能性があります。

今までインデックスの最適化をしてない方は一度試してみてください。

なお、当ブログでも利用しているWordPressテーマ『THE THOR』での設定方法も詳しく解説します。

なお
SEOに関する情報はTwitter (@naobebe7)で案内しているのでフォローしてね

noindexタグとは?

noindexタグとは、ウェブサイトやブログの特定のページを検索結果に表示させないために使用するタグのことをいいます。

せっかく苦労して書いたページをなぜインデックスさせないのか?その辺りについては詳しく後述しますので、まずはnoindexの仕組みについて理解していきましょう。

Googleなどの検索順位が決まるまでの流れは下のとおりです。

検索順位が決まるプロセス

クロール⇒インデックス⇒ランキングの3ステップを通過することで、みなさんのページはGoogleに表示されます。

このクロールとインデックスのステップを遮断する働きがnoindexタグです。

noindexタグの仕組み

noindexタグを利用することでクローラーがインデックスの手前で作業がストップされます。

noindexタグの仕組み

この仕組みをうまく利用することで、低品質のページをインデックスから除き、サイト全体の価値を高めることが可能です。

noindexさせる方法

noindexさせる方法には各テーマによって異なりますが、基本的は下のとおりです。

noindexさせる方法
  • 投稿・固定ページでnoindex設定をする
  • WordPressテーマのカスタマイズでnoindex設定をする
  • HTML内のhead要素にnoindexタグを埋め込む

有料のWordPressテーマを使っている場合には、それぞれnoindex設定する機能が付いています。

わたしが使っているTHE THORであれば、下のように各ページの『meta robot設定』でおこなうことが可能です。

meta robot設定の画面
noindex設定のないWordPressテーマでも対象のHTML内のhead要素に、下記のメタタグを埋め込むことで設定が可能です。

<meta name=”robots” content=”noindex” >
noindexで覚えておくこと
  • クロールとは、検索エンジンのクローラーがあなたのサイトを巡回すること。
  • インデックスとは、検索エンジンに記録すること。
  • noindexとは、インデックスさせなくするmetaタグの値の一つ

この3つの用語くらいは覚えておくとインデックスの基本はマスターですね。


noindexタグを使うべき理由

なぜ苦労して書いたページをnoindexタグでインデックスさせないのか?

理由は「低品質なページがインデックスされるとサイト全体の評価が下がる」からです。

noindexタグを使う理由

低品質なページをインデックスさせない。つまり、サイトの評価に反映させないようにする。

noindexタグを使った結果

上の図のとおりでして、低品質なページが含まれているとブログ全体の高品質ページの占める割合が低くなります。

するとサイト全体の評価も下がってしまいます。

検索エンジンのクローラーにサイト内の低品質なページを認識させないことで、サイト全体の評価が高まる!

そのために低品質なページはクローラーに認識させず、高品質なページだけを認識させることが重要になります。


noindexタグはどんな場合に使う?

ここからはnoindexタグを使うべき場合とはどのような場合になるかを説明していきます。

noindexタグの設定が有効な場合
  1. インデックス不要なページを削除しサイト構造をわかりやすくする場合
  2. 低品質なページをインデックスから削除したい場合

順に説明していきますね。

インデックス不要なページを削除しサイト構造をわかりやすくする場合

インデックスされる必要が無いページでも、ユーザーのためにサイト内に設置しておきたいページもあります。

インデックス不要・サイトには必要
  • 自動生成されるタグページやカテゴリーページ
  • HTMLサイトマップのページ
  • 404エラーページ

一つずつ説明していきます。

自動生成されるタグページやカテゴリーページ

WordPressでブログを長年続けているとタグページやカテゴリーページが数多く自動生成されている場合があります。

これらのアーカイブページは、内容もうすく重複するコンテンツとして低品質なページであり、インデックスされる必要性もありません。

自動生成ページの見つけ方

自動生成されたページが有るか無いかを確認する方法としてウーバーサジェストのSEO分析がおすすめです。

HTMLサイトマップのページ

HTMLサイトマップは、検索ユーザーにどんな記事があるか伝えるため作成した方がよいと言われています。

ただし、記事数が増えてくると一つのページからたくさんの発リンクが生成されることになり、クローラーがスパムと判断する可能性があります。

数十ページから数百ページ程度であれば、そこまで気にする必要はありませんがそれを超えるページ数になるとnoindex設定をするのが無難です。

404エラーページ

404エラーページとは、サイトに存在しないURLに訪れた検索ユーザーにそのURLが存在しないことを伝えるためのページです。

ユーザーに存在しないURLを伝えるために必要なページですが、インデックスさせる必要性のないページといえます。

404エラーが発生する要因
  • URLのスペルが間違っている
  • 削除したページを表示している
  • リダイレクトの設定がうまくいってない

実際のところSEOには影響を及ぼさないと言われているが、不要なページをインデックスしておく必要性もありません。

この機会にnoindex設定をしておくことをおすすめします。

低品質なページをインデックスから削除したい場合

低品質なページとは、検索ユーザーにとって価値のないページのこと。

上で紹介した3つのページも検索ユーザーにとって価値の低いページではあるが、ここで伝えたいのはGoogleに評価されていないクズ記事のことです。

低品質なページ(記事)がサイト内にあると、サイト全体に悪影響を及ぼします。

低品質なコンテンツがサイトの一部にしか存在しない場合でも、サイト全体の掲載順位に影響を与えることがあるということにご注意ください。

参照元:Googleウェブマスター向け公式ブログ『良質なサイトを作るためのアドバイス』

ただし、低品質なページ(記事)を永遠にインデックスさせないためにするnoindex設定はおすすめしません。

永遠にインデックスさせないのであれば、それはサイトに不要なページなので削除すぺきページです。

noindex設定をするのは、サイトには必要だけどGoogleから評価されていないページ。

リライトが完了するまでの期間のみnoindex設定をすることが効果的な利用方法といえます。

記事ページのnoindex設定

こんな感じでリライトが完了した時点で、noindex設定を解除し再度検索エンジンのクローラーに評価してもらいましょう。

低品質なページのnoindex設定

noindex設定をするページは低品質なページ。ただし、記事ページなどはリライトするまでの期間のみ。

永遠にインデックスさせないページは不要なページではないか確認しましょう。


noindexタグを使うときの注意点

ここまでnoindexの仕組みや設定方法、設定すべきページについて紹介してきました。

最後にnoindexタグを設定する際の注意点を見ていきましょう。

noindexタグ設定の注意点
  • 本当にnoindex設定が必要なページか検討する
  • noindex設定してもクロールは止められない
  • noindex設定が反映されるタイミング
  • robots.txtとの二重設定に注意
  • 被リンクが多いページの注意点

それぞれ紹介していきます。

本当にnoindex設定が必要なページか検討する

noindex設定を本当にすべきかどうかじっくり検討してください。

低品質ページをnoindexしようと伝えてきましたが、実は判断する指標はありません。

そのためnoindexしてしまうことで、サイトの評価を下げてしまうこともあります。

そんな場合は『そのページはユーザーにとって有益なものであるか?』を意識してみましょう。

noindex設定してもクロールは止められない

noindex設定をしても検索エンジンのクローラーはそのページを巡回します。

完全にクロールを止めたいのであれば、robot.txtによる設定が必要です。

noindex設定が反映されるタイミング

noindex設定をしてもその日からインデックスから外れるわけではありません。

設定後にクローラーがそのページにきたタイミングでインデックスから外れます。

サイトの規模によってクローラーが巡回するタイミングは異なることを覚えておきましょう。

robots.txtとの二重設定に注意

robots.txtとは、完全にクローラーをブロックするための設定です。

robots.txtとnoindex設定がバッティングしてしまうと、robots.txtで先にブロックされてしまうためnoindex設定をクローラーが認識できません。

設定する順番には気をつけましょう。

THE THORでアーカイブをnoindexする方法

WordPressのテーマの中には、アーカイブページをnoindexさせる設定画面があるものもあります。

しかし、残念ながらTHE THORにはアーカイブページをnoindexさせる設定がありません。

ということで、わたしがTHE THORで行ったnoindex設定を紹介していきます。

header.phpにメタタグを追記

※カスタマイズは自己責任でお願いいたします。

これから紹介する設定では以下のページをnoindexさせるためのカスタマイズになります。

  • アーカイブページ全て
  • 新着記事の2ページ目以降

上の2つは重複コンテンツや文字数の少ないコンテンツとして指摘されることが多いページになります。

それでは設定をおこなっていきましょう。

タイトル
  • STEP1
    【外観】から【テーマエディタ】をクリック
    noindex設定画面
  • STEP2
    【header.php】に【下記コード】を入力
    noindexコードを入力する場所

    header.phpの8行目あたり(テーマ更新により異なるかもしれません)にある

    <meta charset=”<?php bloginfo(‘charset’); ?>”>

    の後ろに以下のコードを追記してください。

    <?php if (is_paged()): ?>
    <meta name="robots" content="noindex,follow">
    <?php endif; ?>
    <?php if (is_archive() && !is_paged()) :?>
    <meta name="robots" content="noindex,follow">
    <?php endif; ?>
これで完了です。

まとめ:noindexタグとは?

今回はブログ運営が長くなってくると気になるnoindexについて画像多めに紹介してきました。

noindexの設定は、後回しになりがちですが正しく設定していないとSEOに影響を及ぼしやすいポイントです。この機会に『そのページはユーザーにとって有益なものであるか?』を意識しながら、見直してみてください!

noindexアイキャッチ
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