今回はこんな悩みを解決する記事です。
- WordPressインストール後にやるべき初期設定
- 初期設定後、記事を書く前にやるべきこと
今回はWordPress(ワードプレス)をインストールした後に必ずやっておきたい初期設定をご紹介します。
インストールされた方は早く記事を書きたいと思いますが、グッと我慢です!
半年後にこの記事を最初に読んでいて良かったと思える内容にしあげています。
初心者がつまづくポイントをしっかりおさえて、画像通りに進めていくだけで設定が完了できますよ。
WordPressの初期設定の重要性
WordPressのインストールを終えると、デザインの設定をしたり、記事を投稿したくなってしまいます。
しかし、ひとまず立ち止まって初期設定を終わらせてから始めることをおすすめします。
初期設定をする理由は、以下の3つがあげられます。
- SEOの効果を高めるため
- WordPressの使いやすさを高めるため
- セキュリティーを高めるため
WordPressブログを始めて半年くらいの方の中にもこれらの設定を終えていない方も多いので、もしまだならこの機会に見直してもらうとよいでしょう。
WordPressの初期設定は6つ
WordPressをインストールしてから必ずやらなければいけない初期設定は下の6つです。
- 一般設定
- 投稿設定
- 表示設定
- ディスカッション設定
- メディア設定
- パーマリンク設定
こんなにもあるのと思うかもしれませんが、作業は単純ですので順番に進めていきましょう!
① 一般設定
一般設定では、サイトタイトルやメールアドレスなどのブログの基本的な設定を行えます。
1.一般設定を行う画面のアクセス方法
WordPressのダッシュボード画面の左メニューの下側「設定」にカーソルを合わせて表示される「一般」をクリックで一般設定の画面へアクセスできます。
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この画面が表示されたら一つひとつ順番に設定していきましょう。
2.サイトタイトルとキャッチフレーズの設定
まずはサイトタイトルを決めましょう。
WordPressをインストール時にサイトタイトルを入力している方もいるかと思いますが、インストールの際に適当に決めてしまった方はここでブログ名を入力しましょう。
3.URLの確認と「https化」
上の画像のようにWordPressアドレスとサイトアドレスが同じURLになっていれば問題ありません。
まれにインストール時に「http://○○○.com/wp/」となっている場合がありますので、その場合は「http://○○○.com/」と訂正しておきましょう。
当ブログでここまでWordPressブログを立ち上げた方は、サーバー側で「https化」が完了していると思いますので
両方とものURLを「http」から「https」へ書き換えておきましょう。
4.メールアドレスの設定
こちらもWordPressをインストールする際にサーバーから紐付けで設定されている場合が多いですが、ブログで利用するメールアドレスになっているか確認しておきましょう。
② 投稿設定
投稿設定では、記事や固定ページの投稿に関する設定を行う箇所です。
1.投稿設定を行う画面のアクセス方法
WordPressのダッシュボード画面の左メニューの下側「設定」にカーソルを合わせると表示される「投稿設定」をクリックすると投稿設定の画面へアクセスできます。
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投稿設定は特に変更する点はないので、これから紹介するとおりに選択されているかの確認をしてください。
なお、メールでの投稿の設定箇所は特に変更する必要はありません。(今後、メールでの投稿は無くなるので気にしなくてOKです。)
2.投稿カテゴリーの初期設定
記事を投稿する際に選択されるカテゴリーの初期設定になります。
3.デフォルトの投稿フォーマットの設定
こちらは記事を投稿する際のフォーマットの設定になります。
4.更新情報サービス
更新情報サービスとは、ブログ村などのブログランキングサイトなどに通知する機能(PING送信)のことです。
③ 表示設定
表示設定では、トップページに表示する内容やRSSフィードに関する設定を行う箇所です。
1.表示設定を行う画面のアクセス方法
WordPressのダッシュボード画面の左メニューの下側「設定」にカーソルを合わせると表示される「表示設定」をクリックすると表示設定の画面へアクセスできます。
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表示設定で変更する箇所は1つだけですので、早速見ていきましょう!
1.ホームページの表示
ここででは、ブログのトップページをどのように表示するかの設定画面です。
最新の投稿と固定ページの違いは簡潔にお伝えすると以下のとおり。
- 最新の投稿:記事が順に表示される一般的なブログの形
- 固定ページ:コーポレートサイトの形(企業のHPのような表示)
2.1ページに表示する最大投稿数
「1ページに表示する最大投稿数」は、ブログのトップページに何記事表示させるかの設定になります。
表示する件数が多すぎると読み込み速度の低下、スクロールの手間などによりユーザー離脱の要因となるので10記事前後にしておきましょう。
3.RSS/ATMフィード関連
フィードとは、ブログ記事更新を登録者に通知してくれる機能に対する設定です。
4.検索エンジンでの表示
「検索エンジンでの表示」では、Googleなどの検索エンジンにブログをインデックスさせるかどうかの設定です。
立ち上げたばかりのブログはGoogleにインデックスされる可能性も低いので、チェックを入れないままで問題ありません。
④ ディスカッション設定
ディスカッション設定では、コメントやピンバックに関する設定を行う箇所です。
1.ディスカッション設定を行う画面のアクセス方法
WordPressのダッシュボード画面の左メニューの下側「設定」にカーソルを合わせると表示される「ディスカッション」をクリックするとディスカッション設定の画面へアクセスできます。
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設定する箇所は一番多いところになるので順番に見ていきましょう。
2.デフォルトの投稿設定
ここでの設定は、リンクを貼った時や貼られたとき、コメントをもらったときの通知に関する設定です。
これであなたが他ブログのリンクを貼ったりすると相手方に通知がいくのでサイトの存在をしってもらうことができます。
3.他のコメント設定
ここでの設定はコメントに対するものになります。
上記の4箇所にチェックを入れておくことでスパムコメントを減らせることが可能です。
4.自分あてのメール通知
ここでは両方にチェックを入れておきましょう。
チェックを入れておくことで、コメントが投稿された場合に「一般設定」で設定したメールアドレスへ通知が届くようになります。
5.コメント表示条件
ここでの設定はコメントが投稿された場合に自動で表示をOKにするか、確認してから表示をOKにするかを選ぶことができます。
一定期間ブログを運営していると、少なからずスパムコメントがあります。
自動承認にしてしまうとスパムコメントがチェックされずにブログ上に表示されてしまうので「手動承認」にチェックを入れておきましょう。
6.コメントデモレーション・コメント内で許可されないキーワード
ここはこれまでの設定を説明通り進めていたら特に入力の必要性はありません。
7.アバター
アバターとは、コメント欄に表示されたり、ブログのテーマによってはプロフィール画像として利用されるものになります。
ここでは「アバターを表示する」にチェックを入れておいてください。
Gravatarを利用することであなた専用の顔写真・イラストに変更することもできるので、親近感を高めるためにもぜひ設定しておきましょう!
⑤ メディア設定
メディア設定では、ブログの記事内に投稿する画像のサイズに関する設定を行う箇所です。
1.メディア設定を行う画面のアクセス方法
WordPressのダッシュボード画面の左メニューの下側「設定」にカーソルを合わせると表示される「メディア」をクリックするとメディア設定の画面へアクセスできます。
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2.画像サイズ
サムネイルのサイズ、中サイズ、大サイズを設定しておくことで記事の投稿や固定ページに画像を貼る場合に上の3種類から選択することが可能です。
WordPressのテーマによって適切な画像サイズが異なるので現時点ではこのままの状態で問題ありません。
ただし、使用するテーマが決まっているならば読み込みを軽くするためテーマにあった画像サイズを設定するようにしましょう。
ブログに使う適切な画像サイズの調べ方で、各テーマにあった画像サイズの調べ方を開設しております。
⑥ パーマリンク設定
パーマリンク設定では、記事や固定ページのURLの表示方法に関する設定を行う箇所です。
1.パーマリンク設定を行う画面のアクセス方法
WordPressのダッシュボード画面の左メニューの下側「設定」にカーソルを合わせると表示される「パーマリンク」をクリックするとパーマリンク設定の画面へアクセスできます。
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2.パーマリンクの設定
パーマリンクの設定は簡単ですが、SEOに影響を及ぼす項目になりとても重要です。
下の画像のように設定しておくことで、各記事作成時に個別のURLを設定することが可能になります。
上の画像のように「カスタム構造」にチェックをいれ、「/%postname%/」と入力しましょう。
初期設定後、記事を書く前にやるべきこと
WordPressの初期設定お疲れ様でした。ここまで紹介した6つの設定で終了です。
ここからは、初期設定後に記事を書くまでにやらなければならないことを紹介しておきます。
- サンプル投稿の削除
- テーマの設定
- プラグインの導入
- googleアナリティクスへの登録
- サーチコンソールへの登録
- サンプル投稿の削除
- テーマの設定
- プラグインの導入
- googleアナリティクスへの登録
- サーチコンソールへの登録
それぞれ解説していきますね。
サンプル投稿の削除
はじめから投稿されている「Hello world!」の記事を削除していきましょう。
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「ごみ箱へ移動」をクリックすると削除されます。
テーマの設定
WordPressでブログをする醍醐味はいろんなカスタマイズができる点です。
cssなどの知識が無くてもデザインテーマを導入することで誰でも簡単にプロっぽくカスタマイズすることができます。
WordPressテーマには無料のものと有料のものの2種類がありますが、htmlやcssに関する知識がないなら有料テーマをはじめから導入するのがおすすめです。
プラグインの導入
テーマの設定が完了したらプラグインの導入をおこなっていきましょう。
プラグインを導入することで、WordPressにいろんな機能を取り付けることができます。
プラグインには、SEOを高めたり、セキュリティーを高めたり、画像を圧縮したりと様々な機能を装備することができるので記事を書く前に導入しておきましょう。
プラグインについては、THE THORに導入すべきプラグイン10選【読込み速度も改善】で詳しく紹介しています。
Googleアナリティクスへの登録
Googleアナリティクスとはあなたのブログにどれくらいのユーザーが訪問したかなどのデータを確認することができるGoogleのサービスです。
ブログ運営は、分析と改善が重要になるので記事を書く前に登録しておきましょう。


Googleアナリティクスについては、Googleアナリティクスの設定を一から解説【4プロパティ版】で詳しく紹介しています。
サーチコンソールへの登録
サーチコンソールでは、どんなキーワードでユーザーがブログにやってきたのかを調べるツールです。
こちらもGoogleアナリティクス同様に分析・改善のためにもブログ運営するなら必須のツールになります。


サーチコンソールについては、サーチコンソールとは?設定方法をブログ初心者向けに全手順を紹介にて詳しく紹介しています。
WordPress初期設定のまとめ
今回はWordPressをインストールした後に必ずやっておくべき初期設定について、ご紹介してきました。
一つひとつの設定は難しくないので、WordPressでブログするなら最初に設定してから記事を書き始めましょう。