当記事は中学受験に合格した息子のタイムスケジュール管理にホワイトボードが役立ったので書いた記事ですが、コロナウィルスの影響により自宅学習をされているお子さんのいるご家庭でも役立ったとコメントを多数頂き加筆しました!
「中学受験を予定しているけど子供が勉強してくれない!毎日何をさせたらいいのか親が把握できる方法は無いの?」といった悩みをお持ちではないでしょうか。
我が家ではこれまで多くの方法でスケジュール管理を行なってきましたが、ホワイトボードでのタイムスケジュールがベストという結論に落ち着きました。
中学受験を予定されている親御さんの中でまだ管理がうまくできていない方は、当記事にて以下の内容をまとめていますので参考にしてみてください。
- ホワイトボード管理のメリット
- ホワイトボード管理の記入時の注意点
- ホワイトボード管理で子供に起きた変化
- ホワイトボード管理を実践したご家庭の感想
- ホワイトボード管理表の作成方法
今回紹介するホワイトボードによるスケジュール管理で息子は志望校の中学校に合格できたのでスケジュール管理の大切さを実感してみてください!
過去に試したスケジュール管理の方法
我が家ではホワイトボード管理に落ち着くまでにたくさんのスケジュール管理の方法を実践しました。
- 卓上カレンダー
- 壁掛けカレンダー
- システム手帳
- スマホアプリの手帳
- エクセルで作った予定表
- 塾で配られる月間予定表
全て一長一短あり使いこなせれば問題ないんですが、我が家ではどれも使いこなすことができませんでした。
卓上カレンダーやシステム手帳、壁掛けカレンダーは書くスペースが狭く、算数国語理科の3科目の予定を書ききれませんでした。
スマホのアプリは、視認性が低く完了したときの達成感も低いためおすすめはしません。
エクセルで作った表は自由度は高いですが、毎回パソコンで作るのがめんどくさいといった欠点があります。
小学生のスケジュール管理がホワイトボードがおすすめな理由
それではホワイトボードによるスケジュール管理がおすすめな理由を紹介していきますね。
- 記入箇所のスペースを自由に作れる
- いろんなサイズが幅広く販売されている
- 視覚的に訴えることができる
- 親子でスケジュールを作りやすい
- 一日・一週間・一月と期間が自由に作れる
- 書き間違えてもすぐに訂正ができる
- 設置する場所に自由度がある
- やること終わってホワイトボードが真っ白になる達成感で勉強が進む
ざっと思いつくところをあげてみるとこんな感じですね。
では、それぞれ詳しくご紹介していきます。
記入個所のスペースを自由に作れる
卓上カレンダー、壁掛けカレンダー、システム手帳などは上でも説明したように記入できるスペースがとても狭いです。
中学受験となると国語なら漢字や語句、接続詞、長文読解など勉強する範囲が幅広いです。これに算数や理科も合わせると一日で勉強する項目は10個ちかくになります。
これらをカレンダーの1マスに記入することはまず不可能です。
システム手帳なら週間スケジュールや一日ごとのスケジュールのタイプもありますが、それでも小さな文字で記入しなければならないのは子供にとっても親にとっても負担になってしまいます。
その点、ホワイトボードなら大きなサイズのものを利用すれば、記入するスペースを自分で好きなように大きく確保することができます。
いろんなサイズが幅広く販売されている
我が家で利用しているホワイトボードはホームセンターで購入したものですが、縦横のサイズが縦450mm横600mmのものを使用しています。
片面の新聞紙より一回り大きく、A3用紙2枚分より小さいサイズのものになります。
国語算数理科の3科目なら一週間分の表を作るとこれくらいがベストでした。これよりも大きすぎるとリビングに置いておくと邪魔感が高くなります。
小さなものから大きなものまで探せばかなりの種類がありますが、自宅で利用するなら下で紹介するくらいのサイズのものがよいでしょう。
視覚的に訴えることができる
小さな卓上カレンダーやスマホのスケジュール管理だとやらなければいけない内容を書いたとしても、あとで確認するのが大変です。
理由は簡単ですよね。文字が小さいからです。めちゃくちゃ見にくい。。。
ホワイトボードで書けば1週間のスケジュールやその日に済まさなければならない宿題や勉強範囲を一目見て確認することができます。
視認性めっちゃ高いです!!
優先順位も色分けしたりしていると視覚的にかなり目立つので、「どれから始めようか?」と無駄な時間を費やすことがなくなります。
親子でスケジュールを作りやすい
大きなホワイトボードに親子で一緒に一週間の勉強スケジュールをたてることができます。
親御さんが宿題範囲や復讐の範囲を確認し子供が記入するのもいいし、子供が自分でやなければいけない箇所を確認して親御さんが記入するのもいいです。
どちらにしても大きなホワイトボードに親子で書き込むと家族全員でスケージュールを把握することができるのでおすすめです。
ホワイトボードのペンもいろんな色が販売されているので、女の子ならカラフルな色を使ってかわいらしいスケジュールをたてると子供のやる気も高まります!
宿題終わって消すのがもったいなくなっちゃうかもしれませんが。。。
一日・一週間・一月と期間が自由に作れる
ホワイトボードに専用の線を引く『ホワイトボード用罫線引きテープ』といった商品もあるので、自由にいろんな期間のスケジュールを作ることができます。
日曜日に親子でホワイトボードに月曜日から土曜日までにしなければいけない内容を記入。平日はホワイトボードに書いてある内容を進めていくだけでOKです。
我が家で使っていたホワイトボードはこんな感じで3教科を1週間に分けて使っていました。
テプラでよく使う単語や内容を作ってマグネットシートに貼り付けたりもしていました。
曜日や日にちはホワイトボードにくっつくマグネットタイプのものを利用すれば、手作りとは思えない仕上がりになります。
書き間違えてもすぐに訂正ができる
ホワイトボードの最大の特徴が書き間違えてもすぐに訂正できることですよね。
卓上カレンダーや壁掛けのカレンダーだと鉛筆やフリクションのボールペンで記入して消すことも可能ですが何回も書き直していると汚くなっちゃいます。
ホワイトボードなら何度書き直しても綺麗なまま長期間利用することがきるうえ、突発的に発生するスケジュールも気軽に書き込めるので使い勝手はかなり高めです。
マグネット付きのホワイトボード消しならなくなることもないのでおすすめです。
設置する場所に自由度がある
自分の部屋のみで勉強する子なら置いていておく場所は一か所でいいんですが、リビングや自分の机などいろんなところで勉強することってありますよね。
そんな時でもホワイトボードだと自由に動かすことができるので便利です。
急な来客があってもリビングから別の場所へパッと移動させることができるのでリビング勉強しているお子さんの場合も安心です。
ホワイトボードはとても軽いので下のようなピンを何か所か設置しておくと何かと便利ですよ。
思い切ってホワイトボードの架台を購入するのもいいかもしれませんね。
やること終わってホワイトボードが真っ白になる達成感で勉強が進む
我が家では日曜日にスケジュールを立て、平日に立てた予定が完了したらホワイトボードから消すようにしています。
土曜日の時点でスケジュールのすべてが終わってホワイトボードが真っ白になるのが最初の目標です。真っ白にすることができれば子供も達成感を得ることができ、勉強する意欲が高まります。
土曜日の時点でホワイトボードが真っ白になっていなかったら、何かしら問題点があります。なぜ、できなかったのかなど子供と話すことがとても重要。
ホワイトボードへのタイムスケジュールの記入方法
中学受験は「親の受験」と呼ばれるほど、親のサポートがどれだけできているかがとても重要なポイントになります。
そのため以下の点に注意してスケジュールをたてることがおすすめ。
- 親子で一緒にスケジュールをたてましょう
- 親子で勉強範囲を共有しておく
- 一日にできる勉強量を把握しましょう
- 優先順位を視覚的にわかるように書くことを心がけましょう
- 試験の日程も記入しましょう(カウントダウン形式も)
睡眠時間を削らなければできない量を設定したりすることは、体調を崩す原因にもなりますので最初は余裕を持ったスケジュール管理を!
あと、ストレス発散できる予定などもあわせて書いておくとメリハリがついていいですよ。
ホワイトボードのスケジュール管理で子供に起きた変化
上でも紹介したように我が家ではホワイトボードに週間スケジュールを作成し、その日にやらなければならない内容を箇条書きしています。
- 日曜日にスケジュール作成
- 一つ完了したら消す
- 一つ完了したら消す
たった、これだけの流れを習慣化するだけで、子供が優先順位の高いものから終わらせていくようになりました。
最近ではこの量ならもう少し勉強できるので漢字の勉強を増やすなど、自分から率先して勉強範囲を増やすようなことも言ってくれるようになっています。
ホワイトボードを利用したご家庭のコメント
同じように中学受験を予定されている親御さんに紹介したところ、かなり気に入ってもらったのでコメントをいただきました。
こんなコメントをいただきました
今まで子供の勉強の量や範囲を把握できていなかったのが、ホワイトボードでタイムスケジュールを立てるようになって把握できるようになった。
親子で勉強のスケジュールを立てるようになって子供がその日にやらないといけない勉強を自分で進んで始めるようになった
以前までは宿題が終わったのか終わってないのかもわからずイライラしていたけど、ホワイトボードでスケジュール管理するようになってからイライラが無くなり心に余裕ができた
ホワイトボードで管理することの一番大事なことは、親が子供の勉強量を把握することができる点が大きいと思います。
中学受験をするのは、まだまだ子供な小学生のお子さんですから、親御さんがしっかりとスケジュール管理してあげるのが大切なのではないでしょうか。
最近ブログみていただいたコメント
子供が自分から勉強するようになり、宿題終わってからゲームするようになりました!
作るの結構大変でしたが、子供と一緒に作ったので少し汚いとこもありますが手作りできて気に入ってます!
小学校行けなくなってから、ほとんど勉強してなかった子が買ってきた公文の問題集を解きだすようになりましたコロナウィルスで小学校が休みになってから、子供たちをいかに勉強させるかが親として大変ですよね。
ホワイトボードスケジュールを作る段階から子供は楽しんでくれるので、市販の出来上がったもの買うより手作りすることをおすすめですね!
中学受験向けホワイトボードの作成方法
ホワイトボードでスケジュール表を作るのはとっても簡単です。以下の手順で作業すれば不器用な方でも誰でも作成できますよ
- ホワイトボードを何分割するか考える
- 定規で枠に印をつけておく
- 罫線引きテープで線を引く
- 曜日と日にちのマグネットを貼り付ける
- 完成
たったこれだけの手順で市販のものかと思えるくらいのホワイトボードが完成します。世界に一つだけのホワイトボードの完成です。
最後に我が家で作ったホワイトボードを参考までに写真を乗っけておきますね。(予定記入中のものですが。。。)
うちの子は男の子なのでかわいいシールは貼ったりしてませんが、女の子ならかわいらしく作るとスケジュールを立てるのも楽しくなりますよ。
我が家のホワイトボードを作るのに必要な材料を最後に紹介しておきます。すべて揃えれば全く同じホワイトボード管理表が作成できます。
コロナウィルスの影響で自宅学習を余儀なくされているお子さんがいるご家庭でも、宿題をスケジュール管理するのにおすすめなのでぜひ試してみてください。
ホームセンターでも全部揃うので近くにあるなら直接買いに行ってみてください!
コメントいただけると嬉しいです!